空間オーディオ対応の最上位モデルがフルモデルチェンジ Amazonのスマートスピーカー「Echo Studio(2025年発売)」をチェックした山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/3 ページ)

» 2025年11月26日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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スマートスピーカーとしての機能は一般的

 まずスマートスピーカーとしての機能は、特筆すべきところはない。ざっと操作方法を列挙しておくと、基本操作は音声で行いつつ、音量調整やミュートのオン/オフは本体正面の物理ボタンでも行える。また本体上部を軽くタップすることで、アラームや通話を止めるなどの操作が可能だ。

 このあたりは、前回レビューしたEcho Dot Maxとサイズ以外の外観デザインがほぼ共通ということもあり、機能的には変わりはない。また超音波センサーを用いた在室検知や、温度センサーを用いた室温確認にも変わらず対応しており、定型アクションを用いて他の家電製品とも連携できる。前回のEcho Dot Maxのレビューで詳しく紹介しているので参考にしてほしい。

 搭載しているプロセッサは「AZ3 Pro」で、こちらもEcho Dot Maxと同じ。フラグシップではあるものの、CPUが上位版というわけではない。

Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代 デバイスの詳細画面。ステータス確認の他に呼びかけの起動、温度のチェック、音量設定などが行える(左)。直近の温度がグラフで表示される。日単位と週単位の切り替えが可能だが、長期的な保存や書き出しはできない(中央)。現在の温度は設定画面からも確認できる(右)
Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代 本体上部をタップして、アラームや通話を停止できるタップジェスチャー機能を搭載する(左)。複数のスピーカーを組み合わせて使用可能だが、原則として同一機種同士のペアとなる(中央)。Bluetoothスピーカーとしても使用できる。この画面ではペアリングの状況を確かめられる(右)
Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代 リクエスト音はデフォルトでオフになっているので、オンにしておいた方が反応が分かりやすくなる(左)。コミュニケーション機能はユーザーによって要不要がはっきりしているので、使わなければここでオフにしておこう(中央)。会話継続モードはデフォルトではオフ。必要ならばオンにしておこう(右)
Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代 温度センサーおよび超音波モーション検知を搭載する。それぞれを用いて定型アクションを登録しておける(左)。温度が指定以上、もしくは以下になると実行されるアクションを登録できる(中央)。人が検知される/されなかった時に実行するアクションも登録可能だ(右)

音質はフラグシップモデルにふさわしい 空間オーディオにも対応

 本製品の最大の強みは、サイズが大きいことによる音質の違いだ。前回のEcho Dot Maxは「0.8型ツイーター×1、2.5型ウーファー×1」という構成だったが、本製品は「3.75型ウーファー×1、1.5型フルレンジドライバー×3」ということで、構成も違えばサイズも桁違いで、音はそれだけパワフルだ。特に低音の響きなどは明らかに違う。

 空間オーディオとDolby Atmosに対応しているのも、Echo Dot Maxとの相違点だ。オーディオ設定には「Dolbyバーチャライザー」という項目があり、これを有効にするとDolby Atmosコンテンツ再生時に自動的に適用される。本製品がより音楽や映像の再生に特化していることが分かる。

Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代 オーディオ設定の画面。左が本製品、右がEcho Dot Max。「Dolbyバーチャライザー」という項目が追加されているのが分かる

 従来のEcho Studio同様、本製品も2台を組み合わせてステレオペアでの再生が可能だ。ハイエンドモデルの名に恥じない機能であり、複数台導入してこそ本領を発揮する。

 ちなみに過去モデルと同じく、Bluetoothスピーカーとしても利用できるが、その場合はステレオペア設定には非対応だ。これはEcho Dot Maxの他、過去モデルとも共通する制約ではある。

 なお前回のEcho Dot Maxもそうだったが、本製品は近日中のアップデートで、Fire TVデバイスと連携してホームシアターを構築できる「Alexaホームシアター機能」に対応する予定だ。本製品の使い方ががらりと変わってくる機能なので、購入を考えているのであれば、ひとまずこれを待つという手もあるだろう。

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