さて、パーツがそろったら組み立てに移ろう。ここではポイントを絞って解説していく。
CPUの取り付けは、マザーボードにあるソケット横のレバーを持ち上げ、CPUの三角のマークで向きを決めて取り付けてレバーを戻す。CPUのピンを曲げないように注意したい。
メモリは真ん中の凹とマザーボードのスロットの凸で向きを決める。メモリのスロットは4基あるが、使うのはCPU側から数えて2番目と4番目だ。メモリスロットの両脇のラッチを外側に開いて差し込み、奥までしっかり押し込むことでラッチが元の位置に戻る。
PCの起動で失敗する原因の1つに、メモリの挿し込みが甘いことが挙げられるので気を付けたい。
続いてはM.2 SSDで、マザーボードにはスロットが2基ある。CPUに近いスロットはCPU接続で、もう1基はチップセットに接続となり、今回はCPUに近いスロットに取り付けるが作業はとても簡単に行える。
プラスチックのピンを持ち上げてSSDをスロットに対して斜めに差し込み、マザーボード側に押し込んでピンを戻せばSSDが固定される。発熱が気になる場合はSSDにヒートシンクを取り付けよう。あるいは、ヒートシンク付きSSDを選ぶ手もある。
最後にCPUクーラーの取り付けだ。Freezer 36は、マザーボード上にある標準のプラスチックレールを外し付属のレールを取り付け、CPUにグリスを塗ってヒートシンクのCPU接触面のフィルムを剥がしてからネジで固定する。
冷却ファンは、工具不要でヒートシンク側の爪にパチンと固定する。最後にFANの電源ケーブルをFAN同士、そしてマザーボードのCPU FANのコネクターに接続すれば完了だ。CPU接触面のフィルム剥がし忘れは、自作に慣れている人でもミスすることがあるのでしっかり指さし確認をしよう。
マザーボードは廉価なモデルのため、背面のI/Oパネルがマザーボードと別になっている。マザーボードを取り付ける前にケースに取り付けておこう。
電源ユニットの固定は、ケース内部の一番下に電源本体のFANを下向きにして中に入れてインチネジを4本使って固定する。ネジは1カ所を最後まで締めるのではなく、4カ所仮止めしてから固定しよう。
光学ドライブはフロントパネルを開き、内側から押してカバーを外して前から光学ドライブを差し込む。固定はミリネジを使う。ネジが電源ユニットとは異なるので要注意だ。
Antec P10CはATXマザーボードまで対応しているが、今回はmicroATXマザーボードのためスタンドオフの位置をmicroATXに合わせてからマザーボードを固定しよう。
固定する際はミリネジを使用する。マザーボードを固定するネジはPCケースによってミリかインチか異なるので必ず確認したい。この際も電源ユニットの固定と同様、マザーボード全体を仮止めしてから固定する。
各種パーツの固定が終わったら、ケーブル類の接続だ。まずは電源ユニットからマザーボードに24ピンを接続し、CPUの8ピンケーブル(EPS12V)をマザーボード左上のコネクターに接続する。PCIE 8ピンと間違えやすいが、ケーブルにCPUと書いてあるので安心だ。
続いて、フロントインタフェース類のケーブルをマザーボードに接続する。フロントオーディオはマザーボードの左下にあり、向きは1方向でしか接続できないようになっている。USB 3.0の19ピンも凸凹があるので向きを把握しやすい、
最後に電源スイッチとLEDだ、F_PANELと書かれている白いコネクターに接続するが、写真にある“+ PLED”にパワーLEDピンの“+”側を差し込む。
下の“+ HD”がアクセスLEDで、こちらも先ほどと同様に接続し、最後にスイッチは“+ PW”で向きはどちらでも大丈夫だ。USB Type-Cコネクターも本ケースにはあるが、マザーボードにはコネクターがないため今回は使わない。
後は光学ドライブとマザーボードをSATAケーブルで接続し、電源からSATA電源ケーブルを光学ドライブとケース裏面にあるFANハブに接続する。
仕上げに、グラフィックスカードをマザーボードのPCI Express x16スロットに接続する。ケース背面のスロットカバーの上から2つを外したら、グラフィックスカードをマザーボードに装着する。スロットにしっかり挿し込まれているかの確認を忘れずに行いたい。最後に8ピンの電源ケーブルをグラフィックスカードの電源コネクターに接続したら完成だ。
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