Intelは3月25日(米国太平洋夏時間)、プロフェッショナル向けの新型GPU「Intel Arc Pro B65」「Intel Arc Pro B70」を発表した。両GPUを搭載するグラフィックスカードの発売予定は以下の通りとなる。
Intel Arc Pro B65/B70は、2025年5月に発売した「Intel Arc Pro B50」「Intel Arc Pro B60」の上位製品という位置付けで、グラフィックスメモリの増量とXeコアの増量(B70のみ)によってパフォーマンスの向上を図った製品となる。
Arc Pro B65は、Arc Pro B60のグラフィックスメモリを24GBから32GBに増量したモデルだ。ピーク時の演算性能(INT8時)が197TOPS(毎秒197兆回)であることなど、単純な性能はB60から据え置かれているが、グラフィックスメモリが増えた分だけ、より大規模なLLM(大規模言語モデル)を読み込めるようになっている。定格消費電力は200Wだ。
Arc Pro B70は、Arc Pro B60比でXeコアを12基増量した上で(20基→32基)、グラフィックスメモリも8GB増量している(24GB→32GB)。B65と同様により大規模なLLMを読み込めるようにした上に、Xeコアの増量によりピーク時の演算性能(INT8時)も367TOPSに引き上げている。Intelによると、B60比で最大69%の性能向上を果たしたという。
定格消費電力は230Wだが、最大(ピーク)消費電力はグラフィックスカードのメーカーが160〜290Wの範囲で設定可能だ(Intel純正カードは定格通りとなる)。
Intelは「NVIDIA RTX Pro 4000 Blackwell」をライバルと位置付けているようで、グラフィックスメモリが8GB多いことにより、コンテクスト処理/並行処理/マルチユーザー利用のいずれでも優位性を発揮できることをアピールしているASRockは3月25日(米国太平洋夏時間)、Intel Arc Pro B70搭載グラフィックスカード「Intel Arc Pro B70 Creator 32GB」「Intel Arc Pro B70 Passive 32GB」を発表した。
Intel Arc Pro B70 Creator 32GBは、その名の通りクリエイター向けのグラフィックスカードで、長時間の連続負荷に備えてブロワータイプの冷却システム、高効率ベイパーチャンバーを採用している。
Intel Arc Pro B70 Passive 32GBは、パッシブ冷却(ファンレス)設計で、複数枚のカードを高密度に搭載したいサーバ/データセンターに向く。製品の性質上、本製品は法人にのみ販売される。
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