「DJI Osmo Pocket 4」速攻レビュー Pocket 3から買い換える価値はある? 進化したポイントを実機で比較した武者良太の我武者羅ガジェット道(4/4 ページ)

» 2026年04月16日 21時16分 公開
[武者良太ITmedia]
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開発中のファームウェアだからかもしれないが……

 現時点では微妙かも、と感じる部分もレポートします。

 まずズーム時の品質です。動画撮影時は気にならなかったのですが、文字を写真撮影してみると、輪郭が太くなり、全体的に眠い画質になっていることが分かりました。画数の多い文字は潰れ気味でもあります。

 DJIいわく、共に2倍のロスレスズーム(光学ズームとの差が分からないデジタルズームの総称)ですが、エッジを見るとデジタル処理に差がありますね。

 このあたりは被写体によって適切な処理が変わるので、開発中ファームウェアのOsmo Pocket 4は、自然の景色や人物をきれいに見せるようにチューニングしていると感じました。

 今後、このような文字情報などのズーム接写に合わせたモードの追加や、チューニングの変更を行うかどうかは分かりませんが、セミナーなどでスクリーン上のスライドをズーム撮影したい方は要注意です。

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photo 上がOsmo Pocket 4、下がOsmo Pocket 3の写真画像。1倍のときには差が分からない
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photo 上がOsmo Pocket 4、下がOsmo Pocket 3の写真画像。2倍ズームにして撮影。文字はOsmo Pocket 3の方がシャープに見える?
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photo 上がOsmo Pocket 4、下がOsmo Pocket 3の写真画像。さらにクロップして切り取り。Osmo Pocket 4の方は輪郭が太くなっている

 近い場所に被写体があるときのAF(オートフォーカス)も気になるポイントです。ネガティブではないのですが、AFの挙動がOsmo Pocket 4とOsmo Pocket 3では異なっており、Osmo Pocket 4は1型センサー+f/2.0のレンズらしい描写となります。

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photo 上がOsmo Pocket 4、下がOsmo Pocket 3の写真画像。1型らしいボケを感じる上がOsmo Pocket 4と、スマホカメラ的パンフォーカス気味のOsmo Pocket 3

 個人的には面白いし、歓迎したいところですが、従来のOsmo Pocket 3が中間距離以降の被写体にAFを合わせる傾向があったので、ユーザーによっては使い比べたときに「何か違う」と感じてしまうかもしれません。

 AFの挙動が気になったので、接写もテストしてみたところ……意外にも寄れますね。Osmo Pocket 4、Osmo Pocket 3は共にセンサー面からの焦点距離が20cm〜となっていますが、Osmo Pocket 4はレンズ先端から被写体の先端まで8cm、Osmo Pocket 3は9cmまでピントが合います。

 AFのトラッキングが外れることも多かったのですが、三脚で固定して撮影するなら、実質的に10cmまでの近接撮影ができるかも?

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photo 上がOsmo Pocket 4、下がOsmo Pocket 3の動画からのキャプチャー。Osmo Pocket 4はレンズ先端から被写体の先端まで8cm、Osmo Pocket 3は9cmまで寄れた

室内撮影重視の方には本気でおすすめ

 ファームウェアアップデートを待たないと、Osmo Pocket 4の本質はつかめないかもしれない……と感じるシーンもありましたが、個人的には素晴らしいアップデートを果たしたモデルになったと感じています。

 ご覧のように、(全てではないでしょうが)Osmo Pocket 3のアクセサリーが使える点も好意的に感じるところ。前述しましたが、低照度撮影品質の向上は素晴らしいものがあるので、室内撮影重視の方には本気でおすすめします。

photo Osmo Pocket 4に、Osmo Pocket 3のバッテリーハンドルを装着できた。本体底面部の仕様が同じ、ということは、サードパーティー製のOsmo Pocket 3用アクセサリーも使えるのではと期待できる
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