Insta360 Japanの「Insta360 Ace Pro 2」は、1/1.3型センサーとLeica Summaritレンズを搭載したアクションカメラです。アクションカメラと言えば動画用というイメージがありますが、同社は専用のグリップ型アクセサリーなどを展開しており、装着すると超小型ミラーレスカメラのようなシルエットへと変化し、スチルカメラとしても活用できる製品であることを打ち出しています。
2024年10月の発売から1年以上が経過しているモデルですが、2025年11月に興味をそそる新アクセサリーが複数登場しています。
その中にはグリップ型アクセサリーの新モデル「ストリート撮影グリップPro」や、3種類のオプションレンズ、フィルター、そして撮影した写真をその場で印刷できる「ポケットプリンター」が含まれています。
今回はこれらのオプションのうち、ストリート撮影グリップPro、遮光フード、3種類のオプションレンズ、2種類のフィルターがついたフルプロシューターキットをお借りできたので、実際の使い勝手をスチルカメラユーザー目線でご紹介していきます。
Insta360 Ace Pro 2に触れてまず驚かされたのは、その画質の良さです。冒頭で触れたように、アクションカムといえば動画のイメージが強く、「スチル(静止画)はおまけ程度でしょ」と思っていたのですが、全然そんなことはありませんでした。
157度の画角はiPhoneでいう0.5倍超広角カメラとほとんど同じですが、そこに約5000万画素の1/1.3型センサーを搭載していると考えると、スマホを上回る画質であることは想定していましたが、実際に触れてみると思った以上の画質に驚きました。
約5000万画素の解像度はもちろんのこと、高解像度とダイナミックレンジの広さを両立しているところが驚異的です。明暗差が激しいシーンや都市夜景でも問題なく使えるところに信頼感が持てます。
画角に関しては13mm相当のアクションカメラということで、デフォルトではかなりゆがみがあって、アクションカメラらしい写りになりますが、4種類のリニア補正を使い分けることで、実にカメラらしい写りに調整することも可能です。
加えて2倍のクラリティズームも活用することで、iPhone 17と同様に35mm換算で13mm/26mmの2つの画角を使えるようになり、スナップカメラとして十分実用的な範囲になります。
Insta360 Ace Pro 2にはLeicaプロデュースのカラープロファイルも搭載されています。特に編集することなく、自然で破綻の少ない印象的な色味を施すことができて、そのまま撮って出しで十分絵になる写真が撮れます。
画質の面で気になったのは夜景撮影のノイズです。超広角ゆえに夜の空が大半を占めるシーンが多く、そういった際のカラーノイズが目立つ印象でした。
また、超広角であるためか、点光源に対するフレア/ゴーストも目立つ印象です。アクションカメラゆえ画面が小さく、実際の写りはその場で分かりづらいので、いざスマホに転送してみてみると「思ったより派手に出ているな」という写真が多かったです。
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