本機の特殊なスタイルを大まかに紹介できたところで、各部のスペックに移りたい。
まずはディスプレイだ。2画面ともに有機EL(OLED)パネルを採用しており、サイズは16型、解像度は2880×1800ピクセルとなっている。タッチ操作に対応しているが、アンチグレア処理が施されている点は珍しい。色域はDCI-P3 100%で、Pantone認証済みとなっている。ゲーミング向けの仕様としては、リフレッシュレート120Hz、応答速度0.2ms、G-Sync対応といったところが挙げられる。
キーボードはこのサイズであってもテンキーレスだ。なお、今回試した実機は英語配列だった。ゲーミングでは、日本語変換用の一部キーが不要なことも多く、英語キーボードをお使いの方もいるだろう。
そうした方ならすぐに慣れるものと思われる。非常に薄型のキーボードだが、安価なタブレットに付属するカバー兼用キーボードのようなペコペコ感はない。キーストロークは約1.7mmを確保しているので、キータッチも良好だ。見た目から想像するよりもしっかりとしたキーボードという印象で、巨大なタッチパッドも搭載している。
インタフェースは、ノートPCとして見れば十分だが、大型ゲーミングノートPCとして見るとやや少ないかもしれない。
というのも、このサイズ感のゲーミングノートPCでは有線LANポートを備えていることが多いためだ。本体の厚みはそれなりにあるが、2画面という構造上、有線LANポートのような高さのある端子を配置するスペースがない。
一方で、Thunderbolt 4を2基備えているので速度面に不満はない。USB 3.2 Gen 2も2基あるので、一般的なUSBデバイスも変換アダプターなしで接続可能だ。SDメモリーカードスロットも備えている。
電源には専用ACアダプターを利用する。高性能CPU/高性能GPUを搭載するため、このACアダプターは定格300Wが確保されている。サイズもいわゆるゲーミングノートPC用に付属する大型のものだ。
なお、あまり持ち運ぶ方はいないと思われるが、ROG Zephyrus Duo(2026)の重量は約2.82kgとなっている。手にすると重くは感じるが、見た目ほどではない。ただし、ACアダプターが実測711gなので、合わせれば約3.5kgを超える。必要があれば持ち運べるが、日常的に持ち運ぶのはつらいだろう。
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