苦労して手に入れた「Steam Controller」をPC/スマホ/ARグラスにつないでみた ゲーム体験や実用性は?(2/5 ページ)

» 2026年07月30日 15時00分 公開
[渡辺まりか,ITmedia]

エルゴノミクスデザインと超低遅延がもたらす優れた操作性

 Steam Controllerのパッケージ内容はシンプルで、本体の他、Steam Controller Puck(ワイヤレスドングル兼マグネット式充電スタンド。以下、Puck)、USB Standard-A to Type-Cケーブル、取扱説明書で構成されている。

パッケージ内容 パッケージにはSteam Controller本体の他、Steam Controller Puck、USB Standard-A to Type-Cケーブル、書類一式が付属している

 パッケージの内面には、Puckの扱い方が図解で印刷されている。

外箱の内側 外箱の内側には、Puckがワイヤレスドングルや充電ドックとして機能する旨が簡潔に説明されている

 基本的な使い方は、図解の左下に配置されたQRコードから確認可能だ。リンク先は英語サイトだが、Webブラウザの翻訳機能を利用すれば問題なく理解できる。

日本語に翻訳 記事執筆時点では英語サイトのみの提供だったが、ブラウザの翻訳機能を使えばスムーズに内容を把握できる

 Steam Controllerの本体サイズは約155(幅)×106(奥行き)×65(高さ)mm、質量は約295.5g(Puck未装着時)となっている。

 インタフェースとして、TMRセンサー採用のアナログスティック2基、トラックパッド2基、グリップボタン2基に加え、D-Pad、ABXYボタン、LRトリガー、LRバンパーを備える。さらに独自の「Steam」ボタンも装備しており、Steamメニューの呼び出しと電源ボタンの機能を兼ねている。

正面 Steam Controllerの正面。左右のアナログスティックとトラックパッドの他、左にD-Pad、右にABXYボタンを配置
裏面 裏面にはPuck接続用のマグネットピンや、L4/L5およびR4/R5ボタンが確認できる
下側 下部からのショット。握り込みやすい深めのグリップ形状が確認できる
上側 上部には各トリガーおよびバンパーが配置されている
右側 右側面
左側 左側面
Steamボタン 正面上部中央のSteamボタン。電源のオン/オフやSteamメニューの呼び出しなど、多彩な機能を担う

 ワイヤレスドングルと充電スタンドを兼ねるPuckとは、マグネットピンを介して接続する仕組みだ。

Puck Steam Controller Puck。これを用いることで高速通信が可能となる。付属ケーブルはUSB Standard-A to Type-Cのみのため、Type-Cポートのみの機器で使用する場合は、別途USB 3.1以上に対応したケーブルが必要だ
PuckのUSB Type-Cポート Puck背面に備えられたUSB Type-Cポート
コネクター部分 マグネットピンタイプのコネクター部分。Puckを充電ドックとして活用すれば、充電のたびにケーブルを着脱する手間を解消できる

 Steam Controllerの接続方式は、有線、Bluetooth、Puckを用いた2.4GHz接続の3種類に対応する。ポーリングレートはPuck接続時で最短4ms、有線接続時では最短2msという極めて優れた低遅延を実現している。

 Steam Deckの内蔵コントローラーと比較すると、各ボタンやトラックパッドのサイズがわずかに大型化している。具体的には、トラックパッドが約32.5mmから約33.5mmへ、十字キーが約21.5mmから約23mmへと拡大された。また、両手で包み込むようにホールドする形状に合わせて、左右のトラックパッドに傾斜が付けられている点も特徴的だ。

Steam Deckとの比較 Steam Deck OLED(512GBモデル)の内蔵コントローラーとの比較

 ショルダー部のL1/L2、R1/R2ボタンのサイズや配置はほぼ踏襲されているものの、背面のL4/L5、R4/R5ボタンは従来の四角形から丸型へと形状が変更された。

ショルダー ショルダー部の操作ボタンの比較
背面ボタンの比較 四角から丸型に変更された背面ボタンの比較

 それでは早速、実際の使い勝手を試していこう。

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