苦労して手に入れた「Steam Controller」をPC/スマホ/ARグラスにつないでみた ゲーム体験や実用性は?(4/5 ページ)

» 2026年07月30日 15時00分 公開
[渡辺まりか,ITmedia]

ポータブルゲーミングPCでの活用検証

 続いて、Windows PCと接続し、Steamクライアント上での動作を検証した。

 まずPCに付属のUSB Standard-A to Type-Cケーブルを接続し、その先にPuckを取り付ける。PC側にUSB機器として認識されたことを確認したら、Steam ControllerのSteamボタン+Aボタン+R1ボタンを同時に短押しして電源を入れよう。本体が軽やかに振動し、LEDが白色に点灯すれば接続完了となる。

接続方法 Puckとのペアリング,通常は自動接続されるが、ペアリングが解除された場合はこの手順で再接続を行える

 次回以降は、コントローラーの電源をオンにするだけで自動的に接続される。

WindowsのポータブルゲーミングPCと接続 Windows OS搭載ポータブルゲーミングPCにおける利用イメージ

 通常のWindowsデスクトップ環境では、Steam Controllerをマウスの代替として利用できる。右トラックパッドでカーソル移動、左トラックパッドのドラッグ操作でスクロールホイール機能が割り当てられる他、R2ボタンやAボタンが左クリックとして機能する。特にR2ボタンは指を掛けやすいため、ドラッグ&ドロップなどの操作もスムーズに行える。

 本来のゲームコントローラーとしての挙動についても触れておきたい。Steamクライアントを起動すると本製品が自動的に検出され、「ゲームを開始する前に、Steam Controllerに関する重要事項をお読みください。」という案内がポップアップ表示されるため、画面指示に従ってセットアップを進める。

Steamクライアント起動後 Steamクライアント起動時、自動的にSteam Controllerが検出された様子
アップデート方法 ファームウェアなどのアップデート手順に関する説明画面
Puckについての説明 ワイヤレス接続ドングルおよび充電ステーションとしての機能説明
Steamボタン Steamボタンの役割に関するガイダンス
「セットアップ完了」 画面上には「セットアップ完了」と表示されるが、説明を読む以前にペアリング自体はすでに完了している

 接続が完了しても、Steamクライアントがデスクトップのウィンドウ表示にとどまっている状態では“リザードモード”(標準的なマウスエミュレーション)での動作に限られる。だが、Steam Controller中央のSteamボタンを押して「Big Pictureモード」へ切り替えることで、本来のゲームコントローラーとしての全機能が解放される。

デスクトップモード ウィンドウ表示状態のSteamクライアント。このモードではマウス操作のみに対応する
Big Pictureモード Big Pictureモードへ移行した状態。コントローラーの全機能が使用可能となる

 Steam Controllerを導入すれば、Steamで配信されているタイトルを極めて快適にプレイできる。特に、トラックパッドによる直感的な操作と相性がよくSteam Deck専用プレイとなっていた『A Castle Full of Cats』をはじめとする「Full of Cat」シリーズ(隠し猫探しゲーム)が、デスクトップPC環境でも同様の操作感で遊べるのは大きな魅力だ。積みゲーの消化も一気にはかどりそうだ。

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