ワイコムと日本通信は7月2日、ワイコムが提供するモバイルデータ通信サービスのMVNO事業について、日本通信がMVNEとして支援することで合意したと発表した。
ワイコムは8月から、モバイルデータ通信サービス「WICOM Mobile-D」を提供する予定。ネットワーク回線はMVNE事業者の日本通信との協業により、ドコモのFOMA網を利用する。
ワイコムはこれまで、2.4GHzの無線アクセスシステム「Air11」や5GHz帯無線アクセスシステム「Air5G」を利用し、北海道内の48市町村で通信インフラの構築と固定無線通信サービスの提供を行ってきた。今回、時間や場所を選ばずインターネットを利用したいという顧客のニーズを受け、モバイルデータ通信分野への本格参入を決めたという。
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