jigムービーをASPで――jigら3社が提供

» 2009年07月29日 18時37分 公開
[ITmedia]

 jig.jpとアトミズ・アジア、兼松グランクスの3社が、jigムービーのASPサービス「JAM」(jig AtomiZ Movie ASP)の提供を開始した。

 JAMはjig.jpの動画配信サービス「jigムービー」を、ASP形式で提供するもので、jigムービーへのエンコードから携帯サイト経由で配信するまでの操作を、「サイトに画像をアップロードするような容易さ」(jig.jp広報)で行えるのが特徴。導入のハードルを低くすることで携帯動画の利用シーンの拡大を目指すとともに、コストや人的リソースの面で携帯向け動画配信に踏み切れなかった企業を支援する。

 エンコードから配信設定までの作業は、Adobe AIRベースの専用アプリ「JAM Studio」上で一括して行え、視聴用アプリ「jigムービープレイヤー」の提供やiアプリを利用するための携帯サイトの設計もサポート。JAM専用の仕様として、横画面のフルスクリーン再生に標準対応しており、対応機種追加時の作業やメンテナンスの手間もを軽減できる。

 また、エンコードから配信までの一連の環境をJAM側で提供するため、エンコード用マシンや配信用サーバを用意することなく導入可能としている。

Photo JAMのサービス概要

 利用料金は15万円/月からで、1カ月単位での契約に対応。対応OSはWindows XPはSP2以降、Vista、MacOSXが10.4以降、対応ブラウザはIE 6.0以降(Windowsのみ)、Firefox 2以降、Opera 9.5以降、Safari 3以降。動画の対応フォーマットはWMV、MPEG1、MPEG2、VOB、MOV、FLV、AVI、mp4、3gp、3g2で、アウトプットはjigムービー形式となる。

 なお、サービスの提供にあたっては、アトミズ・アジアが多彩な動画フォーマットに対応する「MKF」でエンコードサーバを構築し、兼松グランクスが配信サーバとコンテンツ配信管理機能の開発を手がけた。

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