CEATECのドコモブースに、Windows Mobile 6.5を搭載したハンディターミナル端末がお目見えした。バーコードリーダーを備えた富士通製の法人端末で、2010年度第1四半期の発売を目指して開発が進んでいる。
業務でバーコードを読み取りが発生する、運輸業界や流通業界での利用を想定した端末。バーコードの読み取り機と通信端末を一体化したいというニーズが高まっていることから、開発に踏み切ったという。
運輸業界や流通業界で使われるほぼすべてのバーコード読み取りに対応し、雨の中やほこりっぽい倉庫などでも利用できるIPX5/IPX7等級の防水機能とIP5X等級の防塵機能に準拠。読み取り時に利用するボタンは左右の側面に用意され、右利きでも左利きでも違和感なく使えるようにした。メインディスプレイはタッチパネルに対応し、触れて操作することも可能。無線LANやBluetoothを内蔵し、読み取ったデータを社内システムと連携させたり、プリントしたりできる。
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