エフセキュア、Android向けセキュリティ製品を発表

» 2010年02月17日 11時09分 公開
[房野麻子,ITmedia]

 エフセキュアは、Androidプラットフォーム用のスマートフォンセキュリティ製品を発表した。紛失や盗難時の遠隔データ消去、操作ロック、ユーザーが危険なウェブサイトにアクセスしないよう事前に警告するクラウドテクノロジーベースの「ブラウザ保護」の3機能を提供する。

 エフセキュアは世界的に携帯端末のセキュリティを提供する企業。今回初めて、Androidプラットフォーム用のブラウザ保護を追加した「F-Secure Anti-theft for Mobile」と「F-Secure Mobile Security」を発表した。なお、既に2010年1月より、SimbianとWindowsプラットホームを対象に同製品を展開している。

 F-Secure Anti-theft for Mobileは、紛失したスマートフォンにSMSメールを送信することで、遠隔からデータ消去や操作ロックが可能。また、SIMカードが変更されると、そのスマートフォンはロックがかかり、新しいSIM情報を所有者に送信する。

 ブラウザ保護は、クラウド上で危険なウェブサイトの情報を共有するもので、「F-Secure Mobile Security」を含むスマートフォンを対象にした製品に搭載された。

 F-Secure Anti-theft for MobileとF-Secure MobileSecurityは、Simbian、Windows Mobile、Androidで利用できるが、日本国内では未発売(2010年2月16日現在)。

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