快晴なら4〜5時間で満充電――ドコモ、ソーラー充電器を開発

» 2010年05月13日 18時11分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモは、太陽光で充電できる携帯電話用ソーラー充電器「FOMA ecoソーラーパネル 01」を開発し、今夏(7月〜8月)をめどに発売すると発表した。同製品を利用することで、屋外や災害発生時、家庭やオフィスの窓際など、電源を得られないさまざまな場所での充電が可能になる。

Photo FOMA ecoソーラーパネル 01

 FOMA ecoソーラーパネル 01はセイコーインスツル製のソーラー充電器で、携帯電話を満充電にするのにかかる時間は快晴下で4〜5時間、曇天下で3〜10時間、雨天下で30時間以上。高効率な充電を実現するために、発電量を最大化するMaximum PowerPoint Tracking(MPPT)技術を採用しており、同技術非搭載の場合に比べて1.3倍から1.5倍程度の発電量を期待できるという。

 サイズは86×103×17ミリ(高さ×幅×厚み)、重さ約220グラム。対応機種は、FOMA外部接続端子非対応の端末を除くFOMA端末とFOMA 補助充電アダプタ 01。

FOMA ecoソーラーパネル 01の主なスペック
項目 概要
カラー ホワイト
サイズ 86×103×17ミリ(高さ×幅×厚み)
重さ 約220グラム
充電時間 約4.8時間(季節、日照条件、周囲温度などにより変動)
太陽電池セル 単結晶シリコン
定格出力 1.22W
定格電力 5.4V
定格電流 約250mA
出力端子 FOMA端末用充電コネクタ
設置角度調整 2段階調整可能
使用温度範囲 5℃から35℃
耐熱温度 約70℃
ケーブル長 約1.2メートル

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