電子情報技術産業協会(JEITA)は2月8日、2010年12月の携帯電話・PHS国内出荷台数を発表した。携帯電話とPHSを合わせた移動電話の出荷台数は、前年同月比108.4%の290万6000台で、2カ月連続で前年の数字を上回った。
スマートフォン人気の高まりで好調に推移している携帯電話は、前年同月比106.1%となる276万台を出荷。PHSも、相手先を問わず10分以内の国内通話料が毎月500回まで無料になるオプションサービスが支持され、出荷台数は前年同月比2倍に迫る14万6000台となった。
なお、2010年(1月〜12月)の累計出荷台数は前年比106.3%の3327万8000台となり、3年ぶりに前年を上回った。
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