スティーブ・ジョブズ氏、蝋人形に海外モバイルニュースピックアップ

» 2012年10月02日 15時13分 公開
[中野恵美子,ITmedia]

スティーブ・ジョブズ氏、蝋人形に

 Madame Tussauds Hong Kongで9月27日、スティーブ・ジョブズ氏の蝋人形が公開された。黒いタートルネック、Levi 501というおなじみの姿は150万香港ドルをかけて製作された。

Photo 蝋人形になったジョブズ氏

 ジョブズ氏の蝋人形は11月26日まで展示され、その後、Madame Tussauds Bangkok、Madame Tussauds Shanghaiでも公開される予定だ。M.I.C. Gadgetが、Madame Tussauds Hong Kongでの展示の模様を、写真と映像で紹介しているのでご覧あれ。

お腹の子供の心音をiPhoneで録音、新曲に使ったミュージシャン

 英国のミュージシャンで、ロックバンドMuseのフロントマン、マシュー・ベラミー氏が、女優ケイト・ハドソンさんとの間に誕生した息子の心音をiPhoneで記録し、新曲で使用した

 10月2日にリリースされるMuseのアルバム「The 2nd Law」に収録されている「Follow Me」は、「いつだって君を守るよ」という心温まる歌詞の曲。出産の2日前に病院で息子の心音を聞き、これをiPhoneに録音して、そこから得たインスピレーションで作られた。出産直前の心音も楽曲内に収録されているという。

iOS 6のマップ、鮮明すぎて非難

 あまりにスカスカで非難の的となっているiOS 6のマップだが、一部の場所については鮮明すぎると非難を受けている。

 Googleのマップでは通常検閲してぼかされるようなロケーションでも、高解像度な表示を行っており、国家の安全保障を脅かすという批判の声が挙がっている。指摘されているのはトルコの刑務所、ドイツのNATO空軍基地、メリーランドにある米軍のアバディーン性能試験場、そして日本の南鳥島などだ。

 The Vergeでは、これらのロケーションに関し、Apple、Google、Nokiaの表示を並べて見せているが、Nokiaも鮮明なままのケースが多いようだ。

軍が開発したスパイウェア「PlaceRaider」

 Android 2.3が動作する全スマートフォンのバックグラウンドで機能する「PlaceRaider」というアプリが登場した。

 米海軍のNaval Warfare Surface Centerが開発したもので、端末の方位やロケーションを記録しながらランダムに周囲の写真を撮影する。これらの写真はセンターのサーバに送信され、その端末が物理的にどこに存在するかが解析され、3Dのバーチャルモデルとして再構築されるという

 これは軍が開発したマルウェアともいうべきもので、敵のスマートフォンに仕込んで潜伏先の状況を割り出すといった利用法が想定されている。研究者によれば、同アプリのコンセプトはiOS、Windows Phoneへの対応も可能だという。

アイデア次第で使い方いろいろ――NFCチップ搭載のビジネスカード

 英国のMoo.comが、NFCチップを実装した名刺を発表した。スマートフォンに、通常の名刺以上の情報を提供できるようになる。

Photo

 「Moo NFCビジネスカード」は、ブログやWebページはもちろん、地図やアプリ、ミュージックビデオなどを提供することが可能。ショップを再訪した人にディスカウントサービスを提供するような使い方もできるという。

 正式販売は2013年となる予定だが、オープンβテストとして15万人までの申し込み受け付けを開始したそうだ。これかららビジネスカードも面白くなりそうだ。

iPadを盗もうとしたあげく、カーチェイスに

 たった1台のiPadを盗もうとしたあげく、無駄なカーチェイスを演じて路上を争乱の渦に巻き込むという犯罪がサンフランシスコで起きた

 水曜の午後5時、コーヒーショップ前のベンチに座っていた女性の手から、男がiPadをひったくって逃走。窃盗犯は待機していたクルマに飛び乗り、2人の共犯者とともに走り去った。しかし、目撃者が警察に連絡したため即座に警察車両が追跡を開始し、カーチェイスとなった。

 犯人のクルマはバイクやバンにぶつかりながらも走り続け、4人の負傷者を出した。1人はほんの軽症で済んだが、病院に搬送された3人のうち2人が、逃走車両の窃盗容疑者たち、というお粗末な結果となった。

 追突されたバンのドライバーは当初、深刻な怪我を負ったと発表されたが、病院に一泊した後、問題なく退院できたのが不幸中の幸いだ。

空港内のiPad行方不明事件、犯人は

 貴重品が空港内のTSA(米国土安全保障省運輸保安庁)のチェックポイントで行方不明になるという事件に、TSA職員が関わっていたことが判明した。ABC Newsが先頃、端末の紛失時に利用するiOSの追跡機能を活用して実験を行い、1人のTSA職員の犯罪を明らかにした。

 ABCの制作チームは、米国各地の10カ所の主要な空港を訪問し、故意にTSAチェックポイント付近にiPadを放置した。10台中9台は紛失物として報告され、発見されたが、1台は見つからなかった。その1台を追跡したところ、オーランド国際空港からTSA職員の家に移動していることが発覚。自宅で追求され、それでもウソをつこうとする「犯人」の様子までが放送された

 ABC Newsによれば、380以上のTSA職員が窃盗で解雇されており、今年だけでも既に11人がクビになっているそうだ。

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