コラム
» 2005年01月27日 13時40分 UPDATE

「A1404S」を手に、携帯のバランスを考える (1/4)

成熟機に入った携帯は機能の多寡では善し悪しを語れない。機能を増やせば重くなる、大きくなる。必要な機能だけを盛り込んで、コンパクトにまとめること。A1404Sはそのお手本となる端末だ。

[斎藤健二,ITmedia]

 携帯はつくづくバランスである。コストや性能以上に重要なのが、必要な機能を必要なサイズに収めるということだ。28日に発売となる、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のau端末「A1404S」は、そのお手本のような端末である。

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横幅が携帯の方向性を決める

 現在の携帯電話の基本型である折りたたみ型には、いくつかの決まりごとがある。まず1つは横幅だ。人が片手で握って使うには、横幅の限界はほぼ50ミリ。これよりも大きければ握りにくいと感じるし、細ければグリップがしっかりとする。

 “コンパクトさ”に直結するのが、横幅なのだ。

 経験的には50ミリを超えたら、男性でもちょっと辛い。細すぎると、今度はダイヤルキーが小さく打ちにくくなってしまうので、だいたい47ミリ前後がベストだろう。

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 ところが昨今の携帯はどんどん幅が広くなる傾向にある。その理由は液晶サイズの拡大にある。エントリーモデルでも2.2インチ、ハイエンドでは2.4インチ。カシオ計算機製の「W21CA」やNEC製の「N901iC」のような変形サイズの液晶を使わない限り、普通の液晶は縦横比が4対3と決まっている。

 つまり液晶を大きくすればするほど横幅が広くなってしまう。液晶の大きさと横幅。これをどこでバランスさせるか。A1404Sは、2.3インチという珍しいサイズの液晶を搭載して、2つの要素の両立させた。幅48ミリは、前機種の「A1402S II」と比較すると1ミリ太くなったが、際どいバランスのボディだといえよう。

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