KDDI、ACアダプターを「W31S」から共通化

» 2005年04月04日 18時51分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 KDDIは4月に発売する「W31S」以降、ACアダプターを共通化する。海外での利用を想定したGLOBAL PASSPORT対応端末や既存機種のリニューアル機を除き、1X/WIN端末共に共通のACアダプターで充電できる。

W31Sから利用できる「共通ACアダプター01」。差し込み口の形状がこれまでと異なっており、既存の端末にはささらない。右2つは既存のACアダプター

 これにより、買い換え時に従来のACアダプターを再利用可能。またACアダプターの仕様を共通化することで、将来の燃料電池の導入も行いやすくなるなどの利点が想定される(2004年10月5日の記事参照)

 W31S以降、au端末にはACアダプターが同梱されず、充電には別売りの共用ACアダプターを購入する必要がある(クレードルは同梱)。W31Sと同時に発売し、価格は945円。

 「端末の購入価格を下げるのが非同梱の理由。W31S以降、必要ない方は購入の必要がなくなる」(KDDI)

 共用ACアダプターと従来のメーカー別のACアダプターに互換性はない。例えば既存のソニー・エリクソン製端末ユーザーも、W31S用に新しいACアダプターが必要となる。

 ドコモは既にFOMA端末のACアダプター共通化を進めており、901iシリーズ/700iシリーズは同一のACアダプターが利用可能になっている。

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