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» 2005年07月01日 02時30分 UPDATE

長期ロードテスト「W31T」 No.1:“薄い!”に惹かれてW31Tを買ってみた

この携帯の何がすごいかといえば、20ミリという薄さ。多機能にするほどデカくなるのは携帯に限らず世の常。サイズと機能(と価格)のバランスの巧さに脱帽です。

[斎藤健二,ITmedia]

 ものすごいケータイのヘビーユーザーだと思われることもあるのだけれど、実は極々普通のユーザーである斎藤が長期ロードテストに参加します。みなさま、ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。

 今回購入したのは、KDDIの1X WIN端末「W31T」。なぜこの機種を選んだかというと、何はともあれ“薄さ”にあります。実に、20ミリ。

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 20ミリというのは、WIN端末で最薄だとか、3G端末の中でも(おそらく)最薄だとかいろいろ言われますが、ようするにどれくらいの大きさなのか。

 ソフトケースのタバコの箱よりは微妙に薄く、60Gバイトの「iPod」(19.1ミリ)よりは微妙に厚い。1円玉の直径と同じ大きさで、つまりクロネコヤマトのメール便で送れる厚みです。

 タバコの箱を比較に出すのは不謹慎だと最近では言われますが、つまりシャツの胸ポケットに入れても違和感のない厚みだということです。“折りたたみ最薄”の称号はドコモの「prosolid」(16.7ミリ)に譲りますが(2004年11月30日の記事参照)、200万画素オーバーのカメラも付いていることを考えると、W31Tは立派でしょう。

※すみません! 折りたたみ最薄はツーカーの「TK31」(15ミリ)でした(2003年3月13日の記事参照)。お詫びさせていただきます。

サイズの大きい、小さいを考える

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 さて、この機会に携帯のサイズの見方をお話したいと思います。折りたたみ型の携帯電話のサイズは、実はある法則によって決まってきます。

 まず高さは、ほぼ耳と口の長さから決まります。開いたときに、スピーカーが耳に、マイクが口の位置に来るのが1つの目安。ちなみに筆者の場合、16センチでした。W31Tの場合約18センチで、ほぼ合っています。ここからヒンジ部分のダブりなどを除くと、閉じたときの高さは10センチ、100ミリが基準となります。W31Tは103ミリと法則通りです。

 幅は、片手で持ったまま親指でボタンが押せるのが基準です。成人男性の場合でも50ミリが限度と言われています。持ちやすさや女性の利用も考えると、47ミリ程度が理想でしょう(1月27日の記事参照)。W31Tは数値上50ミリですが、角を落とすなどして持ちやすくなっています。

 ちなみに幅がどんどん広がるのは、液晶サイズが大きくなっているから。W31Tが搭載しているような2.4インチの液晶を搭載すると50ミリを切る幅にするのは難しいようです。

 高さと幅がこうやって決まると、あとは薄さしか縮められる場所がありません。ほとんどの端末は25ミリ前後。ハイエンド端末になると30ミリを超えるものもありますが、そうした端末はたいてい“厚い!”という評判になります。高画素カメラまで搭載したハイエンド端末でありながら20ミリという薄さを実現したW31Tは、実にエポックメイキングな製品だと言えるでしょう。

 ウンチクはこの程度にして、次回は購入直後の設定の一例をお見せしたいと思います。

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長期ロードテストとは

 ITmedia記者が、普段使いの携帯電話の模様をレポートする長期連載記事です。一ユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。

読者のニーズが機種を決定

 なお、本ロードテストで使用する携帯機種は、読者の皆様のニーズに基づいて決定します。記事へのアクセス数の増減を目安とし、随時機種を変更していく予定です。

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