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» 2005年07月11日 21時09分 UPDATE

au版モバイルSuicaで何ができる? (1/2)

2006年1月のサービス開始時から、au端末もモバイルSuicaに対応する。ドコモ版とau版とで、モバイルSuicaの機能に差があるか、携帯キャリアを変えたときのバリューの載せ替えは、など、気になるポイントをまとめよう。

[吉岡綾乃,ITmedia]

 KDDIとJR東日本は7月11日、au携帯がモバイルSuicaサービスに対応することについて共同発表会を行った(7月11日の記事参照)。KDDIはすでに2005年秋からFeliCaチップを搭載した携帯電話を出すことについて発表しており、モバイルSuicaに対応する予定であることも認めていたが(参考記事12)、今回が正式発表となる。具体的なサービスイメージなど、発表会で明らかになったことを中心にまとめる。

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KDDI社長の小野寺正氏(左)、東日本旅客鉄道社長の大塚陸毅氏(右)

KDDIもおサイフケータイのロゴで展開

 NTTドコモは、FeliCaチップを搭載した、iモードFeliCa対応の携帯電話を「おサイフケータイ」というキャッチコピーで展開している。今回、KDDIもキャッチコピーとして同じ「おサイフケータイ」を使うことを明らかにした。「移動体事業者間で話し合い、『おサイフケータイを一般名詞にしたほうがいいだろう』ということで決まった」(小野寺氏)

 BREWアプリとFeliCaチップの組み合わせで利用できるサービスを「EZ FeliCa」と呼ぶことも明らかになった。ドコモの「iモードFeliCa」に対応する形だ。FeliCaチップを搭載した端末を「EZ FeliCa対応携帯電話」と呼ぶほか、おサイフケータイのロゴの下にも小さな文字で「EZ FeliCa」と書き添えられている。

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EZFeliCa版おサイフケータイのロゴ

 JR東日本との共同発表会ということで触れられていなかったが、同時に発表された「W32S」「W32H」上のEZ FeliCaでは、ビットワレットが提供している電子マネー「Edy」サービスも利用できる。

EZ FeliCa版独自の機能は?

 2006年1月のサービス開始時には、NTTドコモのモバイルSuicaと同等の機能が利用できる(2月22日の記事参照)。具体的には、現在JR東日本のICカードサービス「Suica」で提供している電子マネーサービスや定期券、普通列車グリーン券といった機能が携帯に載るほか、電子マネーの残高や使用履歴が携帯の画面で確認できたり、オンラインでのチャージが可能になる。

 「きちんと改札を通過できることが一番大事」と大塚氏が強調するように、改札通過機能はJR東日本が何より重視するポイント。スムーズに改札を通過できるようにはどのようにしたらいいか、技術情報やノウハウは各携帯キャリアで共有しているという。

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W32Hを使った、モバイルSuicaのデモ

 JR東日本が、2006年度後半以降対応するとしている機能、モバイルSuicaを使ったネットショッピングや、新幹線指定席のデジタルチケットとして携帯を利用できる機能にも対応予定だ。

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