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» 2005年07月12日 21時24分 UPDATE

長期ロードテスト「N901iS」 No.12:N901iSで音楽って聴けるんですか

ドコモは「901i以降は音楽が聴ける」とうたっていますが、N901iSを音楽再生端末として使うとどうなるのか。できるところまで、やってみました。

[杉浦正武,ITmedia]

 前回の予告どおり、今回はN901iSのマルチメディア機能に迫ります。具体的には、「音楽再生機能はどれほどのものか?」をチェックします。

 ドコモは901iシリーズ以降、FOMAは「全機種に音楽再生機能を載せた」とアピールしています(2004年11月17日の記事参照)。着うたフルのようにサイトからダウンロードして再生は無理でも、外部メモリに保存したAACファイルを再生することはできるのです。

 とはいえ、中には最低限再生できる――というだけの端末もあります。同じFOMAでも“F”シリーズは古くから音楽機能強化を図っているほか、「P901iS」などはSD-Audioに対応していますが、N901iSはどうでしょうか。実際に使い勝手などを確認してみましょう。

ユーザーインタフェースはやはり苦しい?

 N901iSでAACファイルを聴くためには、miniSDに保存するファイル名を「MOL<3桁の数字>.3GP」に変更する必要があります。その上で、miniSDカードの中の「\SD_VIDEO\PRL<3桁の数字>」というフォルダにコピーすればOKです。このあたりの手続きは、P901iSの記事も参照してください。

 このとき、N901iSは音楽ファイルを「画面のないiモーション動画」として認識しています。ユーザーはデータBOXのiモーションのフォルダからアクセスして、楽曲を聴くことになります。

Photo iモーションの「miniSD」のフォルダから楽曲を再生できます

 画面上で行える操作は、左ソフトキーで「早送り」、右ソフトキーで「スピーカーのオン/オフ」、十字キー上下(サイドキーでも同じ)で音量調節、十字キー左右で前曲/次曲移動です。

 面白いところでは、N901iSは連続再生に対応しています。iモーション停止画面で「機能」-「連続再生設定」を「ON」にすれば、端末を閉じたまま再生し続けられるのです(ドコモの解説ページ参照)。ちなみに「N901iC」ではこの機能はありませんでした。おお、けっこういけるかも。

Photo (左)十字キー上で音量をアップできます(右)連続再生設定も可能になりました

 メール受信したときはどうでしょうか。昨日、アプリ起動中にメール受信しても問題ないと書きましたが(7月11日の記事参照)、音楽の場合は勝手が違います。メールが届くと、iモーション再生を中止して勝手に「メールを受信しました」画面が開いてしまいます。音楽再生はここで中断されます。

*記事掲載後、複数の読者から「メール設定で“受信表示設定”を“操作優先”にすれば音楽を中断されずにすみます」との連絡をいただきました。ここに補足します。ご指摘ありがとうございます

 自分から音楽再生を一時停止して、メールを送信することも無理のようです。そもそも、マルチタスクを実行するときに使う左下ソフトキー「MULTI」を押して、その後iモーション画面に戻ろうとすると、ファイルを保存してある階層の1つ上に戻ってしまいます。ユーザーは、そこから下の階層にアクセスして音楽再生のやり直し……という手順になります。

 同じ901iSシリーズでも、D901iSなどは音楽再生中にメール/通話を着信後、音楽を再開できました(後藤記者のレビュー参照)。“N”端末もぜひ、こうした工夫を期待したいものです(明日から3日間は、「ワイヤレスジャパン2005」取材のためロードテストはお休みします)。

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長期ロードテストとは

 ITmedia記者が、普段使いの携帯電話の模様をレポートする長期連載記事です。1人のユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。

読者のニーズが機種を決定

 なお、本ロードテストで使用する携帯機種は、読者の皆様のニーズに基づいて決定します。記事へのアクセス数の増減を目安とし、随時機種を変更していく予定です。

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