大画面が表に出ている「D901iS」は、充電台もそれを活かす形に設計されています。携帯を縦に置くタイプで、充電中にもメインディスプレイの情報を確認できるのはなかなか気が利いています。
あらかじめ設定しておけば、ACアダプタ接続時にメインディスプレイを常時点灯させておくことも可能。待受画面を「ランダムイメージ設定」にしておけば(連載第1回参照)、一定時間ごとに絵や写真が変わる簡易フォトフレームのようにも楽しめます。誰かにのぞき見される可能性がない場所で充電するのなら、待受画面にスケジュールを表示させておくのも便利です(連載第4回参照)。
今年の携帯のトレンドともいえる“音楽機能”。D901iSにもiTunesでAACエンコードした音楽ファイルを連続再生できる「簡易音楽再生機能」が備わっています(2004年7月の記事参照)。そうすると気になるのが、“音楽を聴きながらどんな操作ができるか”です。
音楽再生中に、端末の右サイドにある「TASKキー」を押せば「ダイヤル発信」「メール」「電話帳・履歴」「ツール(カメラ機能)」「ステーショナリー」「自局番号」の機能を使えますが、各機能を立ち上げると音楽は停止します。つまり“音楽が流れている状態でメールを書く”などといったことはできませんでした。残念。
ただ各機能の終了後にはプレーヤー画面に戻り、「PLAY」ボタンを押せば中断した曲の頭からの再生が可能です。
次に、音楽を聴いているときにメールや電話が着信したらどうなるか。この場合、再生中の音楽にメールや通話の着信音が割り込んで通知され、通話の応答やメールの閲覧ができます。このとき、再生中の音楽は停止。終話ボタンで通話を終えたり、メールの返事を書いて送信した後にはプレーヤー画面に戻り、「PLAY」ボタンを押せば停止した曲の頭から再生できます。
長期ロードテスト「D901iS」 |
長期ロードテストとは |
ITmedia記者が、普段使いの携帯電話の模様をレポートする長期連載記事です。1人のユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。 読者のニーズが機種を決定なお、本ロードテストで使用する携帯機種は、読者の皆様のニーズに基づいて決定します。記事へのアクセス数の増減を目安とし、随時機種を変更していく予定です。 |
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