中国メーカーのW-CDMA端末も登場Taipei Telecom 2005

» 2005年07月21日 19時41分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 7月15日から18日まで台湾で開催された「Taipei Telecom 2005」では、W-CDMA方式を採用する4つの通信オペレーターのブースに多くの対応端末が展示されていた。中国や台湾メーカーによる実機の展示もあり、W-CDMAでもいよいよ“メジャーメーカー以外”の端末が登場する時代になりそうだ。

中国メーカーはAmoiとHuawei製端末が登場

 中国では、シェアトップメーカーであるAmoi。「N5000」はGSM 3バンドとW-CDMAに対応している。会場ではデモ機にUSIMカードを装着して、実際に通話できる状態で展示していた。オーソドックスな折りたたみ式スタイルながら、数字キー部分は若干デザインをいじっているあたりが面白い。外部メモリにはTrans-Flashを採用しており、音楽再生機能も備えるとのこと。

AmoiのN5000。ヒンジ部には回転式のCMOS 130万画素カメラを備える。背面ディスプレイは3色の有機EL。128グラムの重量はW-CDMA機としては軽量のほうに属する

 W-CDMAの通信設備やPCカード端末で実績のある中国Huaweiからは、折りたたみ型の「U626」が展示されていた。ショーケースに入った状態で実機に触れられなかったが、一部の国では発売が開始されている現行端末だ。

HwaweiのU626。すでにシンガポールでは発売されている。説明書きは間違っており「GSM 2バンド+W-CDMA、30万画素カメラ搭載」とのこと

 両メーカーの端末は共にChunghwa Telecomブースに展示されており、同社から発売予定とのことだった。

BenQはコンパクトな「S80」

 台湾メーカーBenQの「S80」は、折り畳むと手ごろなサイズになる小型端末。GSM 2バンドとW-CDMAに対応しており、外側に130万画素、内部に10万画素のツインカメラを搭載。外部メモリはminiSDカードだ。地元台湾メーカーの端末ということもあり、Chunghwa Telecom、Taiwan Mobile、VIBO各社ブースで展示されており、多くの来訪者が興味深そうに手にしていた。

BenQのS80は、コンパクトなスタイルが特徴。このデザインは同社のGSM端末「S700」とほぼ同じだそうだ。地元メーカーの端末だけに、台湾の各通信オペレーターも採用予定

Compalはコンセプトモデルを展示

 Compalも台湾のメーカーで、主にOEM/ODM生産を行っている。VIBOのブースにはコンセプトモデルとして、GSM 2バンドとW-CDMAに対応した「U410」が展示されていた。価格や発売時期は一切未定とのことだが、「OEM品としてオペレーターブランドで発売される可能性もある」(VIBO説明員)。

CompalのU410。GSM 2バンドとW-CDMAに対応する。MP3再生機能があり、音楽プレーヤーとしての利用も可能という

大手メーカーも最新機種を展示

 フィンランドのNokia、米Motorola、韓Samsungといった海外メーカーも最新機種や発売予定機種を展示しており、来訪者の注目を集めていた。

 Samsungは今年中にW-CDMA/GSMデュアル端末を数機種投入する予定。台湾では「Z300」がまもなく発売予定で、実機のデモが行われていた。GSM 2バンドとW-CDMAに対応、外部メモリにTrans-Flashを採用。ステレオスピーカーや重低音再生など、音楽再生機能が強化されている。アンテナレス設計で背面ディスプレイにアナログ時計表示が可能など、スタイルにもこだわった端末となっている。

いかにもSamsungなデザインのZ300。背面ディスプレイの時計表示は、同社のファッション端末シリーズでは標準搭載

 NokiaはNokia「6680」と“N series”の「N90」が各キャリアのブースで展示されていた。N90は中文化もされており、実際に自由に操作することが可能だった。発売時期が近いかもしれない。人気は高画質カメラで、あちこちでカメラ画質を確認する来場者の姿が見られた。

NokiaのN90は、中文化された端末が多数用意されていた

 Motorolaは、各オペレーターブースで現行機種「V975」「C975」「E1000」が展示されていた。参考出品として「V1150」も、ショーケースに入った状態で展示されていた。V1150は金属筐体でフラットな薄型GSM端末「RAZR V3」のデザインコンセプトを受けたスタイリッシュなW-CDMA端末。GSM 3バンド+W-CDMA、200万画素カメラ、Bluetooth、Trans-Flashメモリ対応など、機能も豊富でだ。発売は今年末を予定している。

MotorolaのV1150。ショーケースに入っていたが、モックアップではなく実機に近い端末のようだった。RAZRより若干厚みは増しているものの、スタイリッシュなデザインは健在だ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月18日 更新
  1. 新AEON Pay×WAON POINTを徹底攻略 「ポイント二重取り」や「毎月10日の5%還元」に注目 (2026年02月17日)
  2. 「dカード GOLD」に見る“Amazonプライム的”な顧客獲得手法 ドコモ経済圏の粘着性を読み解く (2026年02月17日)
  3. 着脱は“カチッ”と一瞬 Apple Watch Ultraを格上げするAulumuのマグネット式ナイロンバンド「C03」が快適 (2026年02月16日)
  4. 6980円の頑丈スマートウォッチ「Legion 3」登場 IP69Kの防水・防塵対応でMIL規格準拠 (2026年02月16日)
  5. 【ユニクロ】4990円の「マルチポケットバックパック」 15型ノートPC収納用のスリーブ、6個のポケットを搭載 (2026年02月17日)
  6. ZTEの折りたたみ「nubia Fold」を使って分かった長所と短所 2年6万円台で価格破壊をもたらす1台だ (2026年02月16日)
  7. Google マップ、Geminiで口コミ要約など新機能を日本で展開スタート 口コミはニックネームでの投稿可能に (2026年02月16日)
  8. 幅92mmの「HUAWEI Pura X」は“令和のズルトラ”? 「Xperia Z Ultra」と実機比較、折りたためるファブレットだ (2026年02月15日)
  9. ドコモ3G停波=ガラケー終了ではないことを、父親に説明するのに苦労したハナシ (2026年02月14日)
  10. ピカチュウ仕様のガジェットポーチ、Ankerから1990円 充電器やケーブルをすっきり収納 (2026年02月16日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年