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» 2006年02月17日 18時00分 UPDATE

HDDケータイ「W41T」、分解してみました

国内初のHDD搭載携帯として注目を集めたKDDIの東芝製端末「W41T」。気になる中身を見てみた。

[園部修,ITmedia]

 4GバイトのHDDを搭載した音楽携帯「W41T」(東芝製)の販売が2月9日から始まった(2月7日の記事参照)。Mobile編集部でも端末を入手したので、HDDがどんな風に実装されているのか、中を開けてみた。

【注意】端末を分解したり、改造したりするとメーカーの保証は受けられなくなります。
Photo 端末の背面にはHDDを搭載している旨の注意書きがある

裏面の外装はネジ4本で固定

 東芝製の0.85インチHDD「MK4001MTD」は、裏面のHDDロゴの下に位置している(1月19日の記事参照)

。まずは裏面のカバーを開けた。

Photo カバーは、「QUALCOMM 3G CDMA」ロゴの左右と、通話用のマイクの下に2本ずつあるネジを外すと開けられる。ネジは携帯ゲーム機器などでもよく使われる、みつまたの特殊な形状だ
Photo
Photo 裏面のカバーを開けたところ。左の弁当箱のような入れ物に入っているのが0.85インチHDDだ。HDD部はかなりの厚みがあり、ボディの薄型化は難しかったと思われる

 ベースバンドチップなどが実装された基板は、小さなツメでボディに固定されている。基板を外すと、ダイヤルキーのメンブレンスイッチと一緒に外れる。HDDは金属製のシールドで覆われ、シールドごと基板とスイッチ部に+ネジで止められている。このネジを取るとスイッチ部を分離でき、基板とHDDだけになる。

Photo 基板とHDDを取り外した状態。左が裏面側、右がダイヤルキー側になる。HDDと基板はフレキケーブルで接続されている

厳重に保護されているHDD

 開発者インタビュー(1月25日の記事参照)でも紹介したように、W41TではHDDをゲル状の衝撃吸収材で包み、さらにシールドケースで保護している。インタビューの際には簡単なイラストでの紹介しかできなかったが、改めて実物を見てみると、かなり厳重に保護されているのが分かる。

Photo シールドケースのフタを開けると、衝撃吸収材が一緒に外れ、HDDが顔を見せる
Photo 中央が0.85インチHDDで、その左右にある黒いものがゲル状の衝撃吸収材。金属製の部品がシールドケースだ。衝撃吸収材は非常に柔らかく触り心地がいい

 衝撃吸収材は所々に凹凸や穴があるが、これはHDDの四隅やスピンドルモーター、磁気ヘッドの基部など、重要な部分と対応している。単純に全体を覆っているわけではなく、適切に衝撃を分散させる仕組みだ。

photo 0.85インチHDDの大きさは、SDメモリカードとほぼ同じ。厚さはSDメモリカードの2倍以上ある

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