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» 2006年05月12日 02時24分 UPDATE

写真で解説する「N902iS」 (1/3)

アークラインからの脱皮を図るNECが新たに打ち出したのは、“進化したアークライン”こと「Link Face Design」。カメラも配置が換わったほか、6軸の手ブレ補正に対応するなど強化された。

[杉浦正武,ITmedia]

 アークラインでFOMAの人気端末の地位を築いたNECだが、その後は脱皮を図るべく模索を続けていた(関連記事その1その2)。「N902iS」で打ち出したのは“進化したアークライン”とうたう独特のスタイルだ。

Photo N902iSは4色を揃えて販売される。「ピスタッシュグリーン」など目立つカラーリングがある一方、「ラセットブラック」のようなかなり落ち着いた色もある

 新デザインは「Link Face Design」と名づけられた。折りたたみを開いた状態で、横から見ると背面側(上ケース)と底面側(下ケース)が一直線のラインを描いている。またこのとき裏側から見ると、ヒンジ部が隠れてすっきりとスマートに見える。

 カメラはN902iとは異なり、底面側に付いた。入れ替わりに底面にあったFeliCaチップが、背面に配置されている。カメラが底面側にきたことで、背面ディスプレイをファインダー代わりにして写真を撮るという操作が可能になった。具体的には側面にあるカメラキーの長押しでカメラを起動し、背面ディスプレイ横にあるアシストキーでシャッターを押して写真を撮る。NECはこれを「ダイレクト・ショット」機能と呼んでいる。

ms_yoko1.jpgms_yoko2.jpg 折りたたみを開いたところ。ヒンジ部が隠れている
ms_midori.jpgms_aka.jpg (左)ピスタッシュグリーンは、一面に小さい“象”が表示されている。これは「男女に好かれる動物だから」(説明員)。ちなみにアジアなどでは白い象は幸せの動物とされているが、これも理由の1つのようだ(右)ジュエルピンクは、サブディスプレイの周りにラメが入っている。「かつてiモードマーク周辺にラメを入れたNEC端末が好評だった」(説明員)

Photo 折りたたみを開くと、ツートンカラーのデザインになっている。カメラは背面にある
Photo このように撮影するのは“N”の端末としては珍しい。従来は背面側(上ケース)にカメラモジュールが付いていたので、片手で持って「縦位置」で撮影することが多かった

 カメラ機能そのものも、特徴的な要素を備えている。N902iは携帯として初めて静止画手ブレ補正に対応した端末だったが(2005年11月25日の記事参照)、N902iSではさらに6軸の手ブレ補正に対応した。従来の2軸の手ブレ補正は上下左右の“平面的なブレ”にしか対応できなかったが、6軸手ブレは奥行き(前後)のブレや回転のブレにも対応できる。ちなみに、動画撮影時は2軸の手ブレ補正にしか対応しない。

ms_light.jpgms_line.jpg (左)インジケータはこの位置にある(右)横からヒンジ部をみたところ

 音楽再生機能は、NEC製のiモード端末としては初めてSD-Audioに対応した。手持ちのCDから取り込んだ音楽ファイルに加え、PC向けオンラインミュージックストアで購入したSD-Audio形式の音楽ファイルの再生も可能だ。

ms_mati1.jpgms_mati2.jpgms_mati3.jpg 待ち受け画面は、カラーリングと合わせたものが用意される。面白いのはピスタッシュグリーンで、「象柄」を採用しただけにニューロポインタも“象”だ

 今回、902iSシリーズは全機種が「着もじ」と呼ばれる新機能に対応している。これは電話を発信する際にメッセージを付けられるというものだが(5月11日の記事参照)、N902iSの場合はさらにこの受信メッセージがダイナミックに動く「3D着もじ」となっている。

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