2位 2006年上半期、最も売れたケータイは? ボーダフォン編
4位 「ガンダムっぽくいけ!」──「N902iX HIGH-SPEED」デザインの裏側
5位 ボーダフォン、「られまくっちゃ」問題のソフト更新を開始
7位 ソフトバンク、新ブランドロゴ発表──「905SH」「904SH」などに新色を追加
8位 ボーダフォンのノキア製折りたたみ端末「804NK」、8月12日から全国で発売
9位 ドコモ、シャープ製端末「られまくっちゃ」不具合のソフト更新を順次開始
10位 子ども向けじゃヤなの!──夏休みと「1円端末」の関係
今回のアクセスランキングでトップ3を飾ったのは、「2006年上半期、最も売れたケータイは?」の、ドコモ編、ボーダフォン編、au編。自分のお気に入りの携帯が、トップ10入りしているかどうかはやはり気になるところ。番号ポータビリティをにらんで、昨年にも増してキャリアの端末投入ペースが上がっている中、トップを獲得したのがどの端末なのかをチェックしてほしい。
こうした携帯ラッシュが続く中、筆者の身の回りでは、「今、使っている携帯のデザインが気に入っているから、このままのデザインでWIN(3G)化してほしい」という声がちらほらと聞こえてくる。多いのは「『INFOBAR』が、そのままのデザインでWIN化されたら買うのに」という声。最近のau端末のラインアップにストレート端末がないことと、INFOBARのデザインが好きだから変えるに変えられないというのが主な理由のようだ。個人的には「光+着せ替え」で先駆けた「A1101S」を、同じデザインのままWIN化してほしいと思ったりする。
そこでKDDIに、「同じデザインのままWIN化した端末をリリースすることはあるのでしょうか」と聞いてみたところ、「今のところ、そういう予定はないです」(広報)という答えが返ってきた。「G'zOne」シリーズや「Sweets」のように、コンセプトを引き継ぎつつ新しい端末を出していくことはあるが、全く同じデザインでWIN化した端末を出す予定はないという。「WIN版INFOBAR」の登場は期待薄のようだ。
WIN化でさまざまな新機能が端末に入ってくれば、それに伴って端末の形も変わらざるを得ない。例えばワンセグや電子ブック、PCサイトビューアを使うなら、液晶は大きいに越したことはない。新しいサービスをより快適に使ってもらうことを考えれば、昔と同じデザインで端末をリリースするより、新しい携帯の形を模索する方が理にかなっているともいえる。また、端末をWINやFeliCa対応にするとアンテナが増えるため、薄型のストレート端末を設計するのが難しいという事情もあるだろう。
ただその一方で、今見ても古さを感じさせない秀逸なデザインの端末が出揃ってきているのも事実。こうした端末が、「昔の端末」として埋もれていってしまうのはもったいない。服や靴に定番があるように、携帯にも定番が出てきたら面白いのにと思うのだ。
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