写真で解説する「MEDIA SKIN」(1/2 ページ)

» 2007年01月16日 21時23分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
photo au design projectから生まれたデザインケータイ「MEDIA SKIN」。カラーはオレンジ、ホワイト、ブラックの3色を用意する

 「INFOBAR」、「neon」、「PENCK」、「talby」……au design project発の魅力的なデザインの端末がまた1台誕生した。

 それが京セラ製の「MEDIA SKIN」(型番はW52K)。2005年11月に公開されたau design projectのコンセプトモデルから約1年、ついに製品化された形となる。

 赤いドロドロの液体がコーティングされたような──。そんなデザインイメージが印象的だった公開当時と同様に、できるだけ“メカメカしさ”を排除し、薄いながらも弾力と暖かみをも感じるような“皮膚(SKIN)”をまとう、フリップ付きの薄型ストレートボディを大きな特徴としている。

photophoto 厚さ13.1ミリのストレート+フリップ型のボディを採用する
photophotophoto ブラックは特殊なウレタン粒子を含んだソフトフィール塗料を採用。“しっとり”とした心地よさを実現する。オレンジとホワイトは、ファンデーションに利用されるシリコン粒子を配合した塗料を採用。“さらっ”とした心地よさを表現する

 デザイン端末でありながらも機能面に妥協がないのも、当時大ヒットしたINFOBARなどと同様。厚さ13.1ミリとなる薄型のフリップ付きストレート型ボディながら、QVGA表示対応の2.4インチ有機ELディスプレイを採用し、ワンセグとEZ FeliCa、IrSimple(高速赤外線通信規格)などを搭載する。

photophotophoto 本体にはテレビ受信用アンテナは搭載されない。ワンセグは、アンテナを兼ねるイヤフォン角形−丸形変換/延長ケーブルを接続して視聴する仕組みとなる。横位置で設置できる卓上ホルダが付属する
photophoto QVGA(240×320ピクセル)/26万色表示対応の2.4インチ有機ELディスプレイを搭載。高コントラスト/広視野角を実現し、映像・画像をはっきり/くっきり表示できるメリットがある。表面は、鉛筆高度で9Hとなる強化ガラスを採用。ストレート型ボディで懸念されるディスプレイ表面のキズも付きにくい
photophoto 本体右側面に角形イヤフォンジャック(アンテナ/角形−丸形変換ケーブル接続)とmicroSDスロット、左側面に充電端子と卓上ホルダ用の接点、ストラップホールを実装する
photophoto 本体裏面は外部スピーカーに有効131万画素CMOSのメインカメラとマクロ切り替えスイッチ、FeliCaリーダーを実装する(左)。ダイヤルキーはかなり小さい。ボタンは若干立体的な形状のため致命的ではないが、人によっては押しにくそうだ。指の腹で押すというより、親指の関節を90度ほど曲げ、爪にほど近い指の先端で押すというイメージになる(右)
photophoto 本体上面に最大4Mbpsでの通信を可能とする高速赤外線(IrSimple)ポートを搭載(左)。底面左側にストラップホール(右)
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