KDDIは、au design project(2004年10月の記事参照)のWIN端末「PENCK」(ペンク)を発表した。日立製作所製で、ボディカラーはメタル、ミルク、ビターの3色。2月下旬にも販売を開始する。
アンテナ内蔵で角のない、丸い形が特徴。カメラやボタンも出っ張らないようレイアウトされ、カバンやポケットにもすっきりおさまるという。
ボディカラーは、蒸着塗装技術で全面をメッキ表現した「メタル」、ソリッドのホワイトを最高水準の塗装技術で表現した「ホワイト」、黒のように見えるこげ茶色の「ビター」の3色を用意した。
デザインを手がけたのは、グラフィックデザイナーのサイトウマコト氏。グラフィックデザインや広告アートディレクションをはじめ、映像監督、商品開発、建築、プロダクトデザインど数多くの分野をカバーする総合クリエイターで、作品はニューヨーク近代美術館など世界20カ所以上の美術館にパーマネントコレクションされている。
カメラは124万画素CCDで外部スロットはminiSD。EZチャンネルや着うたフルなどの機能に対応する。
au design projectは、2001年に発足したKDDIのデザイン開発プロジェクト。国内外のデザイナーとのコラボレーションによる携帯電話を開発するなど、デザインの視点から新しい携帯電話作りを行っている。
これまで「INFOBAR」(2003年10月の記事参照)や「Talby」(5月20日の記事参照)、「W11K」(2003年10月の記事参照)が製品として登場。ほかにも各種コンセプトモデルを提案している。
KDDIでは、PENCKと「PARCO」のコラボレーションを実施(2月7日の記事参照)。日程は以下の通り。
場所 | 日程 |
---|---|
渋谷PARCO | 2月15日(火)から3月9日(水)まで |
名古屋PARCO | 2月17日(木)から3月2日(水)まで |
心斎橋PARCO | 3月1日(火)から3月31日(木)まで |
製品名 | PENCK |
---|---|
サイズ | 約57×98×28ミリ |
重さ | 約134グラム |
連続通話時間 | 約210分 |
連続待受時間 | 約250時間 |
カメラ | 有効124万画素CCD |
外部メモリ | miniSD |
メインディスプレイ | 約2.2インチTFD液晶(QVGA) |
EZチャンネル | ○ |
EZナビウォーク | ○(地磁気センサーなし) |
着うたフル | ○ |
EZアプリ | BREW |
QRコード読み取り | ○ |
ボディカラー | メタル、ミルク、ビター |
日本語入力 | ATOK for au(AI変換) |
発売日 | 2月下旬 |
そのほか、各端末情報が一望できる“機種別記事一覧”が新登場〜いますぐパワーアップした携帯データBOXをチェック!
携帯データBOXは、ITmediaモバイルトップページのメニューバー右側からもアクセスできます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.