ついにこの日が来てしまった。
PHSの販売ランキングを掲載し始めた2006年1月から前回まで、1度も明け渡すことなく王座に君臨し、「2006年に最も売れた端末」という栄誉も得た、“シンプル京ぽん”こと「WX300K」が今回、ついに王座を明け渡すことになった。
新“王者”は、なんと「nico.」。
9日に発売したタカラトミーとのコラボモデル「nico.neco」の評判は上々のようだ。甘噛みは効かなかったようだが、一転して“ねこぱんち”でも炸裂したのだろうか。
それはさておき、WX300Kは新モデルの「WX320K」が比較対象端末の1つとして登場したことで購入者が分かれ、結果として販売数が減ったと予想される。また、店舗により、2月に入ってやや値下げ傾向のあった通常カラー版のnico.も、nico.necoと同様に販売数を伸ばしたとも思われる。
うーん、ところでnico.に“王者”というたいそうな称号はなんだかしっくり来ない。もう少し“のほほん”とした称号、何かないだろうか。ともあれnico.に拍手を贈りたい。
ウィルコムの直販サイト「ウィルコムストア」で公開されている売れ筋ランキング(2007年2月23日現在)は以下の通り。
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