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» 2007年11月07日 15時34分 UPDATE

auとソフトバンク好調維持、契約増加数はやや鈍化──10月契約数

TCAが2007年10月末時点の携帯電話契約数を発表。商戦期の狭間で契約総数は前月よりやや減少したものの、auとソフトバンクはそれぞれ16万6000、15万8600の純増で好調を維持。対してドコモは3万9000の純増にとどまった。また、PHSのウィルコムはマイナス2万3100の大幅純減となった。

[岩城俊介,ITmedia]
グループ名 2007年10月純増数
累計
NTTドコモ 3万9100
 2in1:1万5600
5298万800(53.23%)
 2in1:16万7800
KDDI 13万3800
 au:16万6000
 ツーカー:−3万2200
2935万900
 au:2891万(29.0%)
 ツーカー:44万900(0.4%)
ソフトバンクモバイル 15万8600 1721万1100(17.3%)
イー・モバイル (*)12万2300(0.1%)
携帯総計 33万1500 9966万5100
*:イー・モバイルは四半期ごと(6月末、9月末、12月末、3月末)に数値を公表。数値は9月末時点のもの

 電気通信事業者協会(TCA)は11月7日、2007年10月末時点での携帯電話契約数を公表した。携帯電話の契約数は累計で9966万5100となり、9月末から33万1500の増加。商戦期の狭間であったこと、冬商戦向けモデルを見越した買い控えなどの理由から月次契約総数の伸び率はやや鈍化した。携帯とPHSの累計契約数は1億457万4000、普及率は81.8%(携帯:78%、PHS:3.8%)となった。

 キャリア別の結果は、NTTドコモが3万9100の純増、KDDIが13万3800の純増(auは16万6000純増、ツーカーは3万2200純減)、ソフトバンクモバイルが15万8600の純増。結果、ソフトバンクモバイルは5月から6カ月連続でキャリア純増シェアトップ。KDDIもauの単体契約数では16万6000の純増で、双方、ドコモに大差を付けている。

 10月は各社前月までに2007年夏商戦向けモデルをほぼ発売し終えていたため、新機種が少なかった。10月に登場した新機種はドコモの「L704i」と「A2502 HIGH-SPEED」(データ通信端末)やauの「W53S」など(ソフトバンクモバイルは新機種発売なし)。その中で、低調ながらも単月純増数で前月を上回ったドコモに対し、auとソフトバンクモバイルはそれぞれ3万ほど純増数が減る結果になっている。

 2008年3月にサービスを終了するツーカーは3万2200の純減で、累計契約者数は44万900。

MNP利用状況 転入 転出 差し引き
NTTドコモ 非公開 非公開 −7万500
au 非公開 非公開 5万7500
ツーカー 2800 −2800
ソフトバンクモバイル 非公開 非公開 1万5700

純増数の推移 純増数の推移
純増シェアの推移 純増シェアの推移

  2007年10月純増 累計
システム別
NTTドコモ(W-CDMA) 75万5800 4079万8400
NTTドコモ(PDC) −71万6700 1218万2400
au(CDMA2000 1x) 33万1500 2842万3100
au(cdmaOne) −1万6400 48万6900
ソフトバンクモバイル(W-CDMA) 43万8500 1135万5000
ソフトバンクモバイル(PDC) −27万9900 585万6100
イー・モバイル(W-CDMA) 12万2300
ツーカー(PDC) −3万2200 44万900
(参考)プリペイド契約
NTTドコモ −300 4万1700
KDDI −4800(au:4700、ツーカー:−9500) 74万(au:45万8200、ツーカー:28万1800)
ソフトバンクモバイル −3万6300 136万9000
合計 −4万1400 215万700
(参考)通信モジュール
NTTドコモ 3万4500 128万1700
KDDI(auモジュール計サービス用回線数) 9000 78万4700
ソフトバンクモバイル -100 1500
合計 4万3300 206万7900
(参考)IP接続サービス
iモード(NTTドコモ) 1万1400 4777万400
EZweb(KDDI) 13万9700 2470万6300
Yahoo!ケータイ(ソフトバンクモバイル) 9万7000 1430万3500
合計 24万8000 8678万200

ウィルコムが大幅純減、PHS総数で4万6000の純減

グループ名 2007年10月純増 累計
ウィルコム −2万3100 462万2400
ドコモ −2万3800 28万6500
PHS総計 −4万6900 490万8900

 PHSの契約数は対前月比マイナス4万6900の大幅純減。累計は490万8900と落ち込んだ。

 特にウィルコムは2万3100の純減と、サービスを終了するドコモのPHSサービスと同等値の大幅純減となった。東京、東海、関西、九州など大都市圏を中心に純減が目立ち、純減数の半数以上は東京エリアとなっている。

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