アイシェアは5月19日、災害時の情報収集に関する調査結果を発表した。調査は5月12日から14日まで、同社が提供するサービスの会員を対象に行ったもので、有効回答数は636名。
調査によれば、災害情報や注意報・警報を最初に知るのは「テレビ」であると回答した人が全体の58.3%で、特に40代では64.9%と、20代の53.3%、30代の53.9%を10ポイント以上上回った。「ニュースサイト」は全体の13.1%で、「天気・地震などの専門サイト」の8.3%と「個人サイト・ブログ」の0.2%とを合わせると、21.6%がネットで第一報を得ていることが分かった。
大きな地震などの体験や報道の後、「災害情報閲覧」でネットを利用したことのある人は55.8%。「安否確認」でネットを利用した人3.1%と合わせると、6割が災害後の情報収集にネットを利用している。テレビで災害を知り、より詳しい情報を求めてネットにアクセスする人が多いようだ。
携帯電話の災害掲示板については、「知っているが使ったことはない」が48.3%でトップとなり、「知らない」が24.4%と、4人に1人は災害掲示板の名前も知らないという結果になった。「使った事がある」は4.4%にとどまり、特に女性の利用経験者は2.8%と少ない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.