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» 2008年08月15日 17時30分 UPDATE

昔のケータイの中身が見たい:第3回 独特なフォルムで登場したau初のスライドWIN──「W22H」 (1/2)

2004年10月に、au初のスライドケータイとして投入されたのが日立製作所製の「W22H」だ。当時圧倒的なインパクトがあった、丸みを帯びた独特の形状は、中を開けて見たくなる衝動を抑えられない。

[今泉博通,ITmedia]

 CDMA2000 1X WIN対応の最初の端末「W11H」やau design project第4弾のタマゴ型端末「PENCK」、三洋電機製の「W33SA」に続く2機種目のワンセグケータイ「W41H」、有機ELディスプレイを採用し、薄型テレビ“Wooo”の名を冠したワンセグケータイ「Woooケータイ W53H」「Woooケータイ W62H」など、au端末の中でも先進の機能を搭載することが多い日立製作所。その日立が約4年前に発表した「W22H」は、au初のスライドケータイだ。

PhotoPhoto 日立製作所製の「W22H」。ボディカラーは写真の「ヴィンテージレッド」のほかに、「プレミアムシルバー」もあった
PhotoPhoto ディスプレイ面と背面以外ほとんどの部分が曲面で構成されている

 独特の丸みとふくらみを帯びたデザインは、最新端末と比べるとかなり分厚くごつい印象を受けるが、当時はその曲線美が人気を博した。メインディスプレイは約2.4インチのTFD液晶で、解像度はQVGA(240×320ピクセル)。カメラはCCDタイプで、スライドの上部、背面側に配置されている。撮像素子の有効画素数は124万画素。重量は142グラムと、外観から受ける印象ほど重くはない。外部メモリはminiSDが利用可能だ。

PhotoPhotoPhoto 背面の継ぎ目の部分がminiSDスロットになっている。カメラは厚さがある上部に内蔵。曲線を多用したデザインは、スライドを開いたとき、ダイヤルキーとソフトキー/十字キー部分の段差が少なくなるようになっており、厚さがある割に操作はしやすい

 スライドケータイならではの特徴として、閉じたままでの各種操作もサポート。メールの閲覧やEZナビウォークの操作などは端末を開かなくても可能だ。また開閉動作は片手で簡単にできるよう、スライドアシスト機構も搭載した。右側面には、端末を閉じた状態でも電話を受けたり切ったりできる終話キーを装備する。

 初のスライドケータイながら、スライドに連動する各種機能も備え、閉じた状態でメールが着信した場合、スライドさせればメールの閲覧画面に入るほか、閉じた状態でメールを閲覧していたら、スライド操作でメールの返信画面になる。着信履歴閲覧時に、任意の相手にカーソルを当てた状態でスライドさせるとその相手に電話をかける機能などもある。

 大きなボディを生かし、直径14ミリという、携帯電話としては口径の大きなスピーカーを上部の左右に1つずつ搭載した点も特徴だ。着うたフルを美しいサウンドで楽しめる。

PhotoPhoto スライドの軸はボディの平面に対して斜めに配置されている。スライドを開くと全体の厚さが薄くなる仕組み
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