カシオ計算機製端末がファンの支持を得ている理由の1つとして、グラフィックUI(ユーザーインタフェース)に親しみのあるキャラクターを採用していることが挙げられる。「A5512CA」の「顔いろいろ」や「W41CA」の「アデリーペンギン」に始まり、「W52CA」のカツオ「Bonite」、そして「G'zOne W62CA」の「EGO&ECOゴリラ」など、ユーモラスなキャラクターを次々と生み出してきた。
「EXILIMケータイ W63CA」では新たに「ミジンコ」を採用し、プリセットしているケータイアレンジ「Journey」に設定すると現れる。風景写真の中で、小さなシルエットのミジンコがユーモラスに動き回る姿がかわいらしい。ミジンコはとても小さく見つけるのが難しいことも多いが、“探す楽しみ”もある。このほか、精細に画像を表示できるVisual WVGA有機ELをアピールする狙いもあるだろう。
W63CAと「Woooケータイ W63H」はVisual WVGA有機ELを採用するのが特徴の1つ。液晶と違い、素子自体が発光して表示することで、高いコントラストと色再現性を実現する。一方で、日中の屋外など強い光の下では見えにくいという評価もある。
W63CAとW63Hは、光センサーで外光に合わせて画面の明るさを自動調整し、強い光の下ではディスプレイが最も明るく発光する。この設定にした上で屋外で画面を見ると、全体的に暗い印象を受ける。また、画面の明るさに加えて、ディスプレイへの映り込みによっても見にくいように感じた。
送受信したメールをあて先別に振り分けて整理できれば、後でスムーズに読み返せる。W63CAは、受信ボックスは「振分け登録」によって、メインフォルダ以外に最大9個のフォルダを設定できるが、送信ボックスは振り分け設定できない。
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