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» 2009年04月03日 18時56分 UPDATE

App Town レファレンス:“本物”が鑑賞できる浮世絵美術館アプリ──「浮世絵 美人画」

アプリヤが4月1日、学習院大学の小林忠教授が全面監修した浮世絵入門書とも言えるアプリをリリースした。色味も忠実に再現した解像度の高い美人画25点を収録しており、価格は450円。なおリリース当初は期間限定で半額の230円で入手可能だ。

[園部修,ITmedia]

 アプリヤが4月1日、学習院大学の教授で日本美術史の世界的権威でもある小林忠氏監修の浮世絵入門書「浮世絵 美人画」をiPhone/iPod touch用アプリとしてリリースした。価格は450円だが、オープニング限定セール期間中は230円で販売している。

 小林氏は、千葉市美術館館長や国際浮世絵学会理事長なども務める浮世絵の研究者。その小林氏が「初めて浮世絵に触れる人たちにとって最高のものを届ける」というコンセプトの元にピックアップした25点の美人画が収録されている。浮世絵の色味は原画に忠実に再現できるよう調整されている。このアプリ以外では、なかなか見ることのできない作品も収録しているという。

 作品はそれぞれ1150×800ピクセルという高解像度で保存されており、iPhoneやiPod touchの画面上で最大4倍に拡大可能。サーバにアクセスして画像を取得するのではなく、アプリ内にデータを持っているので、ネットワーク接続のない環境でも閲覧できる。

 解説文も小林氏が執筆しており、専門的な切り口ではなく、誰にでも分かりやすい平易な文体で書かれているのが特徴だ。英語版の解説文は、東京大学で日本文学を教えるロバート・キャンベル教授が担当している。

収録作品

菱川師宣「衝立のかげ」、石川豊信「団扇を持つ美人」、鈴木春信「三十六歌仙 紀友則」、鈴木春信「鞠と男女」、鈴木春信「蚊帳の母と子」、鳥居清長「美南十二候 六月(茶屋の遊宴)」、鳥居清長「美南見十二候 九月(漁火)」、勝川春潮 「筋違橋前」、勝川春章「花下の遊女」、喜多川歌麿「納涼美人図」、鳥文斎栄之「朝顔美人図」、鳥文斎栄之「風流略六芸 茶湯」、喜多川歌麿「江戸高名美人 木挽町新やしき 小伊勢屋おちゑ」、喜多川歌麿「青楼七小町 玉屋内花紫 せきや てりは」、喜多川歌麿「錦織歌麿形新模様 浴衣」、喜多川歌麿「積物前の遊女」、歌川豊国「今様十二ケ月 清月之図」、歌川豊国「二美人図」、溪斎英泉「仮宅の遊女」、歌川国貞「江戸自慢 四万六千日」、歌川国貞「江戸自慢 五百羅漢施餓鬼」、歌川国芳「美立望月」、蹄斎北馬「三囲神社を望む立美人」、月岡芳年「風俗三十二相 ねむさう 明治年間娼妓の風俗」、楊洲周延「あづま美人 浅草公園噴水」


PhotoPhotoPhotoPhoto 高画質な美人画を25点収録。ツアーモードで順番に1枚ずつ見ていくだけでなく、肉筆のみ、版画のみといった分類でも閲覧できる。

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