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» 2012年05月24日 20時42分 UPDATE

写真で解説する「ELUGA power P-07D」

5インチの大画面ディスプレイを採用しながら、軽く、薄く、持ちやすい――ドコモの「ELUGA power P-07D」は、ムダのないシンプルなボディに高機能を詰め込んだNEXTシリーズのスマートフォンだ。

[山田祐介,ITmedia]

 NTTドコモの「ELUGA power P-07D」は、パナソニック モバイルコミュニケーションズが2月の「Mobile World Congress 2012」で発表した欧州モデル「ELUGA power」のドコモ版だ。LTEサービス「Xi」への対応や防水性能、急速充電への対応、5インチの大画面などが特長となる。写真とともに、端末のポイントをチェックしていこう。

 ディスプレイには約5.0インチのHD(720×1280ピクセル)液晶を採用し、Webサイトや映像を大画面で楽しめる。一方で、ボディは狭額縁設計により幅70ミリに抑えた。端末を手に持ってみると、背面のラウンド形状が手のひらによくフィットし、想像以上に持ちやすい。バッテリーカバーの表面がマットな質感ですべりにくいのも、持ちやすさにつながっている。なお、ボディはIPX5/7に準拠した防水性能とIP5X準拠の防塵性能を備えており、バッテリーカバーやMicro USBカバーにはパッキンが施されていた。ボディカラーはBLACKの1色。


photophoto 「ELUGA power P-07D」。ボディはBlackのみとなる
photophoto ボディ側面ではなく背面側に電源キーや上下キーがある(写真=左)。「戻る/ホーム/最近のアプリ」はソフトウェアキーとして画面内に表示される(写真=右)
photophoto ボタンのないなめらかな側面(写真=左)。ボディ上面にはイヤフォンジャックとMicro USB端子がある(写真=右)

 Android 4.0をOSに採用し、CPUは1.5GHz駆動のデュアルコアCPUであるQualcomm MSM8960を搭載する。この夏はクアッドコアCPUを搭載した端末も登場し、1.5GHzデュアルコアというスペック自体は驚くべきものではなくなった。しかしP-07Dを触ってみると、端末のスクロールや画面遷移は十分になめらかで、ストレスなく端末を使える印象を受けた。LTEの高速通信と相まれば、インターネットを快適に楽しめそうだ。


photophoto iPhone 4Sと比較すると画面の大きさがよく分かる(写真=左)。付属するACアダプタは急速充電に対応(写真=右)

 同モデルは、急速充電に対応しているのもポイント。同梱の急速充電用ACアダプタを使えば、バッテリー15%未満の状態から約30分で半分まで充電できる。ACアダプタは他のモデルでも利用できるというが、ELUGA power P-07は充電を高速化するために基盤からチューニングを施しているという。また、バッテリー容量も1800mAh(3.8V)と大容量で、従来よりも減りにくくなっている。このほか、省エネ機能「エコナビ」で、端末を簡単に省エネ設定に変更できる。


photophoto 1800mAhの大容量バッテリーを搭載(写真=左)。エコナビを使えば、任意のバッテリー残量に応じて省エネ設定を自動起動するといったことも可能となる(写真=右)

 ビジネスパーソン向けの機能として、充実したセキュリティ機能「パーソナルプロテクト」を備えている。同機能を使うと、容量1Gバイトのセキュリティボックスに、静止画、動画、ドキュメントなどを格納できる。これらのファイルは、パーソナルプロテクトのロック機能を解除した時にのみ表示される。また、端末に設定したEメールアカウント(spモードメール除く)を保護することも可能。こちらもロックが解除されたときのみ利用できるようになる。


photophotophoto パーソナルプロテクトのアプリを起動すると、セキュリティボックスとセキュリティEメールの機能が設定できる(写真=左)。ロックを解除するためのパターンが豊富なのの特長(写真=中央/右)

 パナソニックのノートPC「Let'snote」の最新モデルと連携できる「スマートアーチ」機能もビジネスシーンで活躍しそうだ。BluetoothとWi-Fiを使ってPCと端末とが連携し、ファイルを送受信できるほか、端末からPCをリモートコントロールする機能もある。リモートデスクトップ機能はPCがスリープした状態からでも利用できるので、例えばバッグやスーツケースの中にPCを入れたままスマートフォンでPCを操作できる。「CF-SXシリーズ」「CF-NXシリーズ」のBluetoothモデルが同機能に対応しているが、CF-SXのエントリーモデルはリモートデスクトップ機能が使えないので注意したい。


photo アプリを使って「Let'snote」との連携を実現する「スマートアーチ」。展示会場にはLet'snoteがなく、機能を試せなかった
photophoto パナソニック モバイルの上位モデルには1320万画素のカメラが採用されていたが、今回は海外発表モデルがベースということもあってか、有効約800万画素のCMOSカメラが搭載された。動画はHD(720p)撮影にまで対応する
photophoto 「docomo Palette UI」(写真=左)に加え、パナソニック モバイル独自のUI「フィットフォーム」(写真=右)も選択できる

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