SH-08Eの大きな魅力はフルセグ対応だ。録画もフルセグで行えるが、データ放送の表示はできない。これは先に発表されたソフトバンクの「AQUOS PHONE Xx 206SH」と同じ仕様だ。
auのSHT21でも好評だったメモアプリ「書」ノートも健在だ。画面右下のペンのアイコンをタッチすると、どの画面からでもメモを書くことができる。手書きメモを書くには付属のスタイラスペンを使うのが一番快適だが、指先でも十分だ。書いたメモはアプリに保存するだけでなく、メールで送るなど、共有がしやすくなり、
メモを書いている間は下に表示されたメニュー部分が半透明表示されるなど、使い勝手が向上した。実際にデモ機のメモ機能を操作した様子は以下の通り。
変わったところではSHT21では非対応だった通話機能に対応している点が異なる。ただし、本体のみでは通話できず、ヘッドセットを使って通話をすることになる。
ユーザーインタフェースは、docomo Palette UIのほか、シャープ独自のUIである「Feel UX」もインストールする予定とのことだ。ただし、展示会場のデモ機にはまだ実装されておらず、試すことができなかった。
AQUOS PAD SH-08Eは昨冬auで発売されたAQUOS PAD SHT21のコンパクトなサイズ感はそのままに、スペックが大きく向上し、フルセグ視聴・録画可能という大きな魅力もある。もちろん省電力のIGZO液晶と大容量バッテリー搭載により、長時間の使用にも耐えうるのも嬉しい。高機能な防水7インチタブレットとして、幅広い層に人気が出そうだ。
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