第3回 GALAXY S4のセンサーとバッテリー、発熱問題を調査する「GALAXY S4」ロードテスト(1/2 ページ)

» 2013年08月30日 23時00分 公開
[太田百合子,ITmedia]

 高精細な約5インチのフルHD有機ELディスプレイを搭載し、ワンセグも動画も、写真もきれいに楽しめるSamsung電子製の「GALAXY S4 SC-04E」。1.9GHzのクアッドコアプロセッサーで動作がサクサクなのはもちろん、1320万画素CMOSと多彩な撮影モードを備えるなどカメラ機能も充実している。この夏出かけたレジャーでは、デジカメの出番はほとんどなかった。

photo ユニークで多彩な撮影モードが自慢の「GALAXY S4」だが、オート撮影の性能もなかなか。何も考えずにシャッターを切っても、十分にきれいな写真が撮れる

 8月に開催された「東京湾大華火祭」にもGALAXY S4だけを持ってでかけたのだが、そこでちょっとしたトラブルに遭遇した。花火の最中、1時間以上もGALAXY S4のカメラを起動しっぱなしにしていたら、本体が熱を持ってしまい、ついにカメラが起動できなくなってしまったのだ。

 この日は夜になっても気温が30度を超える猛暑日。また多くの人で混み合う花火会場では、電波もつながったり圏外だったりの繰り返しだった。そのせいもあってか、バッテリー残量もみるみる減少。帰るころにはあえなくバッテリー切れに。

photophoto GALAXY S4で撮影した「東京湾大華火祭」の花火。この直後「温度上昇を検知したため、カメラを終了します」というメッセージとともに、カメラが起動できなくなった

 これまでGALAXY S4を使ってきて、正直なところバッテリーの持ちが悪いと思ったことは一度もなく、また発熱についてもほかのモデルに比べて特別熱くなるとは感じてはいなかった。花火大会のときは、たまたま悪条件が重なっただけ……とは思うものの、やはりちょっと気になる。そこでGALAXY S4のバッテリー持ちや発熱について、あらためてテストしてみることにした。

 まず最初に、筆者が普段GALAXY S4をどのように使っているかと、その際のバッテリーの持ちがどうかについて紹介しておきたい。

 多くの人がそうだと思うが、ディスプレイを1日中ずっと点灯させている……ということはあまりない。使いたいときにオンにしてメールやWebを見たり、SNSをチェックしたり、写真を撮ったりする。たまに電話をしたり、GPSで現在地を測位しつつ、地図アプリを使ったりもする。要するにごく普通の使い方しかしていないのだが、この使い方で何度か駆動時間を計測したところ、だいたい平均して17〜20時間程度は使えていることが分かった。

 ゲームに長時間没頭するとか、動画を連続して見るということがない限り、まる1日――とまではいかないまでも、朝から晩までは十分にバッテリーが持つという印象だ。さすがに充電せずに2日間使い続けるのは厳しいが、毎日充電していれば、バッテリー持ちでストレスを感じることはほとんどない。

 とはいえ、バッテリー消費はスマートフォンの使い方や、設定によっても大きく違ってくる。例えばGALAXY S4の場合、関係ないようでいて、実はバッテリー消費に大きく影響するのが、ロック画面の設定だったりする。

 GALAXY S4はスリープからの復帰時に、スワイプ操作が不要になる「ロック画面なし」を選択できるのだが、この「ロック画面なし」が設定されていると、LINEなどのポップアップ通知の際に、ディスプレイが自動的に一定時間オンになってしまう。もしディスプレイが消灯するまでの時間が「10分」など、長めに設定されていると、ポケットの中でしばらくディスプレイがつきっぱなし……なんてことも、起こるわけだ。

photophoto LINEの通知設定で、ポップアップ通知が常時オンになっていると、LINEのメッセージが届く度にディスプレイがオンになる
photophoto ロック画面が設定されていれば通知はすぐに消えるが、「ロック画面なし」だと、「画面のタイムアウト」で設定した時間まで、ディスプレイがつきっぱなしになってしまう

 いうまでもなく、ディスプレイの点灯時間や明るさの設定は、バッテリー消費に大きく影響する。またこのほかにGPSやWi-Fi、Bluetoothのオン/オフ、さらにGALAXY S4の場合は、各種センサーを使った機能のオン/オフの状況も影響しそうだ。

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