レビュー
» 2014年05月23日 21時45分 UPDATE

AやZ1 fとの違いは?:写真で解説する「Xperia A2 SO-04F」 (1/2)

2013年春に“ツートップ”の1台として大きな支持を受けた「Xperia A」。その後継機が「Xperia A2」だ。ソニーファンはもちろん、スマホ初心者を意識してデザインと使いやすさを重視した。

[小林誠,ITmedia]

 NTTドコモが「Xperia Z2 SO-03F」と同時に発表したソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia A2 SO-04F」。

photophoto 「Xperia A2 SO-04F」。ボディカラーはOrange、Lavender、Gray Black、Whiteの4色展開

 機能面では2013年12月に発売された同じ4.3型液晶のコンパクトな「Xperia Z1 f SO-02F」とあまり違いはないが、2013年春モデルだった「Xperia A SO-04E」からの変更点は多い。Xperia Aやその前の機種からの乗り換えを考えているなら、購入の検討に値する機種だろう。というわけで、初代Xperia AとXperia A2を比べながら紹介してみよう。

 まずXperia Aの4.6型HD液晶と比べ、Xperia A2の画面は4.3型HD液晶と小さくなった。解像度はHD(720×1280ピクセル)で変わっていない。フィーチャーフォンからの乗り換えで初めてスマホを使う場合はちょうどいいかもしれないが、すでに4型オーバーのスマホを使っている人からすると、Xperia A2の画面サイズは小さく感じるだろう。

photophoto 左から4型液晶のiPhone 5s、4.3型のXperia A2、5.2型のXperia Z2(写真=左)。ギュッと握れば指同士がくっつくコンパクトサイズ。片手操作でもストレスが無いはずだ(写真=右)

 ただそのおかげで、Xperia A2は本体サイズが小さくなり、Aよりも高さで3ミリ、幅は2ミリ小さく、厚さも0.7ミリ薄くなった。重さは3グラム軽くなり、片手操作を重視しているという。発表会の説明員によると「ポケットからパッと取り出せて操作できる」ことを考えているとのこと。カラーバリエーションは4色あるが、これらも日常で使うことを意識した色とのことだ。

photophoto 左側面にはmicroUSB端子、microSDカードスロット、microSIMカードスロットが防水カバーに覆われて搭載されている(写真=左)。右側面に、おなじみとなったアイコニックな電源キー、ボリュームキー、カメラキーがある(写真=右)
photophoto 上部には従来モデルに無かったキャップレスの防水イヤフォンジャック。逆にXperia Aにあったワンセグアンテナは今回内蔵されていないため、同梱の外付けアンテナケーブルが必要だ(写真=左)。下部にはスピーカー、右下の角にストラップホールがある(写真=右)

 なおXperia Aのボディはラウンドフォルムで背面に膨らみがあり、Xperia A2もラウンドフォルムを継承している。しかしXperia Aよりもフラットになっており、サイドの角の丸みを強くすることで、手にフィットする形状になっている。

photophoto 背面は指紋が目立たないマットな質感との説明。撮影していても映りこみがなく、触ってみるとサラサラで、確かに指紋が目立たない

 またディスプレイもXperia Aの「Reality Display」から、Xperia Z1 fと同じ「トリルミナスディスプレイ for mobile」になった。説明員によれば4.3型であればHD解像度でも十分キレイで、フルHDにすると消費電力が若干大きくなるため、あえてHDのままにしたという。

 本体サイズは65(幅)×128(高さ)×9.7(奥行き)ミリ。重量は138グラム。OSはAndroid 4.4を採用、プロセッサは2.2GHzのクアッドコア、メモリ関連はストレージが16Gバイト、メインメモリが2Gバイト。また外部メモリとして最大128GバイトまでのmicroSDXCに対応している。フラッグシップモデルのXperia Z2に対し、Xperia A2はミドルレンジモデルのためかスペックや機能などが比較的抑えられている。

 LTEは下り最大150Mbps/上り50Mbpsに対応したが、残念ながらVoLTEには非対応となる。Xperia Aで非対応だった無線LANのIEEE802.11acには対応した。

photo VoLTEには対応していないため、今後も通話時にピクトアイコンがLTEから3G(Hのマーク)へ切り替わる

 今回ドコモが発表した新機能では、ニンテンドー3DSとWPSで接続する「かんたんテザリング」に対応。もともとこの機能が「テザリングってなに?」という初心者向けとのことでXperia A2の対象ユーザーにも重なるだろう。なお、プリインストールはしていないので、Google Playかdメニューからインストールが必要だ。また「H.265/HEVC」の圧縮方式にも対応しているため、dアニメストアから短時間で作品をダウンロードできる。

 急速充電はXperia Aと同様に対応しているが、今夏モデルから始まる「急速充電2」には非対応。バッテリー容量は2300mAhとXperia Aと変わらないが、バッテリーの着脱はできなくなった。ただし、「STAMINAモード」と非常用の節電機能として「緊急省電力モード」が加わり、省電力設定の選択肢が増えている。

 緊急省電力モードはその名の通り、災害などで充電ができない場合に、使えるアプリを通話、メール、SNS関連といった連絡手段と、情報収集用のブラウザなどに限ることで、バッテリー消費を抑えるモード。Xperia A2の場合、再起動して元のUIに戻る。

photophoto 電源キーを長押しすると、「緊急省電力モード」が選べる(写真=左)。有効になると再起動してUI全体が一新され、画面は暗くなる(だから写真も暗い 写真=右)

 このほか日本向け機能を確認すると、IPX5/8相当の防水性能とIP5X相当の防塵性能、おサイフケータイに対応しや。ワンセグはXperia Aにあった内蔵アンテナが無くなり、外付けアンテナケーブルが必要になっている。また赤外線通信は非対応だ。

 説明によればワンセグを非対応にするという考えもあったそうだが、東日本大震災以後の日本では、たとえ外付けであっても最低限対応しておいたほうがいい、との考えに至ったという。赤外線通信は使用頻度が少なくなり、デザインの制約も増えるということで省いたとしている。

       1|2 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.