Amazonスマートフォン「Fire Phone」は“何でも認識して即買い”機能付きで199ドルから

» 2014年06月19日 05時37分 公開
[ITmedia]

 米Amazon.comは6月18日(現地時間)、ワシントン州シアトルで開催したメディアイベントで、オリジナルスマートフォン「Fire Phone」を発表した。

 米国で米AT&Tが7月25日から独占的に販売する。価格は2年契約付きで32Gバイトモデルが199ドル、64Gバイトモデルが299ドルだ。年額99ドルのAmazon Primeの1年間無料利用権も付く。

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 ディスプレイは4.7インチとそれほど大型ではないが、スペック(記事末に記載)的にはハイエンドで、Amazonならではの2つの特徴、3D機能「Dynamic Perspective」と、カメラやマイクで取り込んだ情報からすぐにショッピングができる「Firefly」を持つ。

頭の動きや端末の傾けで操作できる「Dynamic Perspective」

 うわさされていた3D表示システムは「Dynamic Perspective」と呼ばれ、4台の光学カメラと赤外線カメラ、センサーとソフトウェアで構成される。カメラはユーザーがレンズを指で覆ってしまっても機能するよう2台だけで追跡できるようになっているという。

 画面を見ているユーザーの頭や端末の傾きや回転を検知し、その動きを追跡することで以下のような操作ができる。

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  • Webページや電子書籍での自動スクロール、Amazon Musicでの音楽再生中の歌詞表示、Yelpなどのアプリでのレビュー表示
  • 端末の回転によるMayDayボタンや設定画面などの表示
  • Amazon Shoppingの商品の360度表示、3D表示を生かした専用ゲーム
  • ホーム画面のカルーセルでのリアルタイムアップデート

 サードパーティーがDynamic Perspective対応アプリやゲームを構築するためのSDKも公開された。

見たり聴いたりしたものをその場でオンラインショップできる「Firefly」ボタン

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 「Firefly」は、端末のカメラを向けたりマイクをオンにした対象をAmazonのデータベースと照合して特定し、Amazonのオンラインショップにあるものであれば画面をタップすることでそれをAmazonのウィッシュリストに追加したり、購入したりできる。米Googleの「Googleゴーグル」やAndroidの曲目特定機能、「Amazon Dash」を合わせたような機能だ。端末のサイドにある専用ボタンを押しながら対象にカメラを向けることで機能する。書籍やDVDのジャケット、日用雑貨など7000万以上の商品が認識できるという。音楽が流れているところでFireflyボタンを押すと曲名を表示し、Amazon Musicのウィッシュリストに加えたり、端末に楽曲をダウンロードしたりできる。

 また、Fire TVと連係して24万5000本の映画やテレビ番組、160のテレビチャンネルを認識し、表示中のコンテンツの関連データをFire Phoneの画面に表示する。

 Firefly対応アプリ開発用のSDKもリリースされた。

プロセッサは2.2GHzクアッドコアのSnapdragon

 主なスペックは以下の表にまとめた通りだ。端末で撮影した写真や動画は上限なしにAmazon Cloud Driveにバックアップできる。

 付属のイヤフォンはマイクとリモコンが付いており、ケーブルは絡みにくいフラットケーブルだ。

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「Amazon Fire Phone」の主な仕様
機種名 Amazon Fire Phone
OS Fire OS 3.5.0
ディスプレイ 4.7インチ(1280×720、315ppi)
CPU Qualcomm Snapdragon 800(2.2GHzクアッドコア)
RAM 2Gバイト
ストレージ 32/64Gバイト
外部メモリ なし(Amazon Cloud Drive利用可能)
メインカメラ 1300万画素
インカメラ 210万画素
サイズ 139.2×66.5×8.9ミリ
重さ 160グラム
バッテリー容量 2400mAh
ネットワーク UMTS/HSPA+/DC-HSDPA、GSM/EDGE、LTE
その他 リモコン+マイク搭載の専用イヤフォン付き。色は黒のみだが別売の革製(黒と赤)、ポリウレタン製(黒、赤、黄、青、紫)の専用保護ケースが用意されている

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