NVIDIA、Anroid向け初64ビットARM「Tegra K1」を「Android L」向けに開発中

» 2014年08月12日 11時46分 公開
[ITmedia]

 米NVIDIAは8月11日(現地時間)、64ビット版の「Tegra K1」、“Denver”の詳細を発表した。今秋リリース予定の米Googleの次期OS「Android L(コードネーム)」をサポートする。

 CPUはARMv8ベースの「Project Denver」で、Android向けの初のARMプロセッサになる。1月のInternational CESで発表した32ビット版(2.3GHz)とピンコンパチブルで、7-way Superscalarを実装し、1次キャッシュメモリは128Kバイト+64Kバイト内蔵、動作クロックは2.5GHzだ。

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 ARMベースのアプリを最適化する「Dynamic Code Optimization」、7-way Superscalar、そして省電力化により、Denverの性能はPCクラスのCPUに匹敵するという。

 k1 2

 Googleが「Google I/O」で発表した「Android L」は64-bit ABIsもサポートし、Javaで作成されたアプリは、特別な変更をすることなく64ビットアーキテクチャで動作する。NVIDIAは、年内に64ビットTegra K1搭載のAndroid端末が登場するとしている。

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