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» 2014年12月05日 10時00分 UPDATE

R25スマホ情報局:スマホ全盛でも…“ガラケー”最新事情

今でも、“ガラケー”(フィーチャーフォン)を愛用している人は少なくない。ガラケー最新事情を携帯電話のキャリア各社に取材してみた。

[R25スマホ情報局]
R25スマホ情報局

 スマートフォン所持者がかなりの数になっているご時世。携帯電話各キャリアの新機種発表でも、最新機能をタップリ詰め込んだスマホの話題が中心だし、携帯ショップに足を運べば店員さんが新機種の魅力を得々と語ってくれる。だがしかし、よくよく周りを見渡してみれば、まだまだ昔懐かしの“ガラケー”(フィーチャーフォン)を愛用している人も少なくない。そんな人からすれば、ガラケーが携帯ショップの片隅に追いやられている現状が悲しくてやりきれないことだろう。

 では、実際にはガラケーの売れ行きはどうなっているのだろうか。

 電子情報技術産業協会の発表した2014年9月の携帯電話販売台数を見ると、スマホは前年同月比74.6%。市場が飽和状態なのかと思いきや、ガラケーも含めた携帯電話全体では102.3%と前年同月より販売台数が増えている。この数字にはモバイルWi-Fiルータなども含まれるので一概にはいえないが、少なくとも想像以上にガラケーが売れているともいえるかもしれない。

 そんな根強い人気を誇るガラケーだが、最近はどのような特徴を持った機種が人気なのか。スマホに比べると進化が止まっている印象もあるが…。“ガラケー最新事情”を携帯電話のキャリア各社に取材してみた。まずは今秋”ガラケー”2機種を新発売したNTTドコモから。

 「今回発売した機種のうちひとつはビジネスパーソンなどに向けたタブレットとの連携ができる『N-01G』。もうひとつはワンプッシュボタンや大画面などで使いやすさを重視したタイプの『P-01F』。いずれも電池容量が増加しているのが特徴です。ターゲットはそれぞれ異なるので力を入れている機能も異なるのですが、今までの携帯と操作方法が変わらないという安心感からフィーチャーフォンを継続利用されるお客様が多いのではないでしょうか」

 続いて新機種「MARVERA2」を発表したばかりのau。

 「フィーチャーフォンを利用されるお客様は、携帯電話を選ぶにあたって通話を重視している方が多いと考えています。ですから、通話のしやすさが最近の傾向のひとつ。新機種では雑音の多い場所でも通話が聞き取りやすい機能を搭載しています。主なターゲットは30〜50代の男女ですね」

 確かに新機能満載のスマホに比べれば、ガラケーは通話に特化した機種というイメージもある。最後に、今秋は新機種の発表がなかったソフトバンクのお話。

 「現在も従来の携帯電話を選択されるお客さまはいらっしゃいます。企業などでまとめて法人契約されるケースもありますし、通話をよく利用される方が好んでいるのかもしれません。ラインナップには、ボタンの押しやすさなど使いやすさにこだわった機種をご用意しています。新機種については、今後状況を見ながら検討していきます」

 どうやら、現時点で3社ともガラケーの販売を中止するような予定はないようで、全体的にやや高めの年齢層がターゲットとなっているのも共通する特徴といえそうだ。いずれにしてもスマホ全盛の今もガラケーはまだまだ健在のようだ。

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