レビュー
» 2014年12月05日 21時30分 UPDATE

削り出し加工のアルミバンパーでiPhone 6の“モヤモヤ感”を解消――ディーフ「CLEAVE Chrono」

「iPhone 6」発売からもうすぐ3カ月。サイズや形状がフルモデルチェンジしただけに、やっとアクセサリーもそろい始めてきた。なんとなくiPhone 6(も)購入した筆者が、最近買ったアルミバンパーについてレビューする。

[湯梨浜健,ITmedia]

 10月の中旬に「iPhone 6」を購入した。実はiPhone 6 Plusを先に入手済みだったのだが、やはりiPhone 6も欲しくなってしまった……。ところが、iPhone 6を使い始めて感じたのは、iPhone 5sの時ほどすぐに手に馴染む感じがしない、実にモヤモヤした感じだった。

 iPhone 6 Plusはその大きさもあって、これまでの使い方と明らかに違う存在。そのため、特にそんな感覚はなかったが、iPhone 5sの延長線上にあるiPhone 6はそうじゃなかった。

 角の丸っこいボディに原因があるのでは? と思いつつしばらく裸で使っていたのだが、ちょうどスマートフォンのバンパーに注力しているDeff(ディーフ)から、iPhone 6用のバンパーが発表されたので、気分を変えるために装着してみることにした。

photo Deffのアルミニウムバンパー「Chrono」のパッケージ。カラーはゴールド。透明パッケージなので中身が確認できる

 入手したのはDeffの「CLEAVE Chrono Aluminum Bumper for iPhone6」。“Chrono”シリーズは、同社が「Xperia Z2」向け製品から投入した新デザインの製品。エッジが効いたカットラインはiPhone 6の曲線デザインのそれとは真逆だ。Deffバンパー定番のなだらかなカーブを描く三次元曲線デザインの“CLEAVE”シリーズも良いのだが、iPhone 6の薄さを生かしたChronoのデザインに引かれた。

 入手したバンパーをさっそく装着――といきたい所なのだが、残念なことにiPhone 6は謎のトラブルで修理交換中。仕方がないのでモックアップを使って装着感を試してみた(ガックシ)。

 まずは装着前にバンパーを眺めてみる。ひとつひとつアルミの板材から削り出しで作られていて、相変わらず凝った造りだ。このChronoは面を主体としたデザインで、カットラインがしっかりある。内側にはシリコンシートが貼ってあり、iPhoneがバンパーでキズが付かないようにすると同時に、衝撃が加わった際の緩衝材としても機能する。

photo フラットなカットで構成されており、上下部の側面は良く見ると僅かにテーパーが付いている凝ったデザイン
photo バンパーの裏側に貼られている黒いものが、衝撃吸収用のシリコンシート

 バンパーはiPhone 6の外周をぐるりと囲うように作られている。断面はiPhone 6にフィットするようになっていて、バンパーを装着したことによる大きさの変化を最小限に抑えている。実は見た目以上に薄く作られている。

 そんな薄っぺらいバンパーを装着して意味があるのか? と思うかもしれないが、重要なのは厚さではなく構造だ。「コ」の字の様な断面形状で、かつ外周を囲う構造にしたことで、外圧に対しての強度は格段に増している。バンパーだけを組んだ状態でねじってみると、見た目以上にガッチリしているのに驚くはずだ。そのバンパーをiPhone 6に組み付けることでさらに強度は増す。これならば、“曲げに弱い”と言われてしまっているiPhone 6には大きな保護効果があるだろう。

photo バンパー断面はiPhone 6の外装の丸さに合わせて削り込まれている。この形状になることで、曲げやねじれ耐性も向上している

 装着は正面から見て左下に位置する大きなネジを1つ外すだけ。手で回せるので工具は不要だ。ネジが外れると反対側はヒンジになっており、下部が大きく開くのでiPhoneを滑り込ませるように装着する。その際にマナースイッチの別パーツを組み込むのを忘れないようにする。

 最後にもと通りの位置に各パーツを戻して、最後にネジを手で締め込めば終わり。今までのような位置決めも不要でスッキリと装着できる。この装着方法は新しい「Quick Lockシステム」といい、同社の他のモデルでも採用されている。手軽に装着できる反面、定期的にネジが緩んでいないかチェックは必要だろう。

photo 正面左下に銀色の大きなネジが1つ。腕時計のリュウズに似た手回し可能なネジ
photo ネジを外すとバンパーはこのように開く。そんなに頻繁にバンパーを脱着する必要はないが、SIM交換の時くらいだろう

 Chronoが装着されたiPhone 6はイメージがガラリと変わる。鋭いカットラインのせいで鋭角的でハードなイメージになる。またしっかり持てるようになって滑りにくくなった。鋭すぎてむしろ痛そうにも見えるが、実際はわずかに面取りされているのでご安心を。

 各部の処理はさすがに総削り出しだけに面や彫り込みの仕上げは美しい。マナー、ボリューム、スリープボタンなどの別パーツも全て削り出しで、それぞれ処理が変えてあるのも凝っている。

photo 角の丸いiPhoneがカチッとしたイメージに変身。ゴールドのカラーも落ち着いていて大人な感じ
photophoto イヤフォンやLightningコネクター、スピーカーホールも全て削り出し加工(写真=左)。ボタンも全てアルミ製の削り出し。写真は電源キーで表面はスピン加工が施されている(写真=右)

 この「Chrono」バンパーを装着したことで、iPhone 6を持った際の収まりの悪さみたいな違和感はなくなった。バンパー装着前はしっかり持っても、手のひらでホールドできている感が希薄だったので、そう感じたのだろう。ねじれ耐性も向上しているので、取扱いに関しても安心感が増えるのも嬉しい。

 同じようにiPhone 6の形状に“モヤモヤ”を感じているユーザーは、バンパーなどを装着してみるのも1つの手段だと思われる。

製品名 CLEAVE Chrono Aluminum Bumper for iPhone 6
メーカー ディーフ
カラーバリエーション ブラック、シルバー、ゴールド、グラファイト、ホワイト
価格(税別) 8980円

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