SONYがこの秋発売した8インチ防水タブレット、Xperia Z3 Tablet Compact。
絶賛発売中のXperia Z3をベースとしたハイスペック性能ながら、薄さ6.4mm・重量270gと非常に持ち運びしやすいサイズに仕上がっています。
このXperia Z3 Tablet Compact、現在国内ではWi-Fiモデルだけが発売されていますが、海外の通販サイトなどでLTE搭載モデルも購入が可能です。
今回はそんなXperia Z3 Tablet Compactをレビューしたいと思います。
※もちろん、技適マークも付いているので日本国内でも利用可能です。
8インチ前後(iPad miniやNexus7もこのサイズ)と、タブレットの中では比較的コンパクトなサイズなので、日々持ち歩きつつ、バッグからサッと取り出してすぐに使える手軽さも重要。
Wi-Fiルーターを持ち歩いたり、Wi-Fiスポットにいちいちつなげての運用となると、せっかくの軽さ・機動力がもったいない。
SIMが入るLTE搭載モデルだと取り出してすぐに通信できるので、コンパクトタブレットのメリットを余すこと無く引き出すことができます。
また、2014年は格安SIMの種類・プランが多数登場し、選択肢が大幅に広がりました。
用途に合ったSIMを挿せば、維持費も安く、自分に合った使い方ができるはず。
国内で手軽に購入できるWi-Fi版も安くても魅力的ですが、機動力と手軽さを考えれば、少々値段が高くなってもLTE搭載モデルが断然オススメです。
※SIMカードはAndroid端末では珍しい、nanoSIMサイズなのでご注意ください。
Xperia Z3 Tabelt CompactはAndroid4.4.4を搭載した正統派端末。
ここで取り立てて紹介するようなオリジナル機能はありませんが、動作しっかり、レスポンス良好でストレスなく使用できます。
Xperiaは、Android4.4.4からスクリーンレコード機能として、端末の画面内を録画することが可能です。本体の操作やアプリの操作方法を解説したり教えたりする際などに重宝しそうです。
※ホーム画面や実際の動きなどはこの動画をどうぞ
iPhone 6Plusや、Nexus 6に代表される様に、5インチ後半〜6インチへと大型化するハイエンドスマートフォン。
そんな中、タブレットは依然として10インチ前後のサイズがメインとなっており、この8インチのコンパクトタブレットを「中途半端」と感じる方もいるかもしれません。
しかし実際に使ってみると、8インチサイズは「モバイル」「見やすさ」を両立させた「帯にもたすきにもなる」サイズだと感じます。
電子書籍、雑誌などはスマートフォンを比べると圧倒的に見やすく、10インチと比べても1ページずつ表示させるのであればそこまで差がないように感じます。
8インチサイズは、画像も細部まで楽しむことができます。ディスプレイの解像度は1920×1200と、サイズが近いiPad mini3(2048×1536)、GALAXY Tab S8.4(2560×1600)と比較すると若干の物足りなさは感じますが、そこまで気になるレベルではありません。
ノイズキャンセリング機能にも対応しているため、専用のイヤホンを付けるとノイズをカットすることができます。飛行機に搭乗した際、Xperia Z3 Tablet Compactで映画を観てみましたが、ノイズキャンセリング機能のおかげで集中して鑑賞できました。
また、防水機能も搭載しているので、お風呂に入りながらゆっくりとブラウジングすることもできます。これからの寒い季節にピッタリではないでしょうか。
Xperia Z3 Tablet Compactは、電子書籍・画像・映画を色んな場所で「見る」にはベストなサイズ、ベストな機能が搭載されていると感じます。
今回は海外で売られているSIMフリータブレットを使う方法をご紹介しました。
Xperia Z3 Tabelt Compactは、日本語化&日本語入力が最初から可能、技適マークも付いているので何の問題もなく使用できます。
格安SIMの選択肢が増えたからこそ、端末の選択肢も広げてベストな組み合わせで使ってみてはいかがでしょうか。
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