UNiCASEと米ZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン)がコラボレートしたスマートフォンケースに待望のiPhone 6用「ZERO HALLIBURTON for iPhone6」が登場。今回はさらに、人気のXperia Z3用「ZERO HALLIBURTON for XPERIA Z3」もラインアップに加わり、Androidスマホでも“ゼロハリ化”が可能になった。
お値段はどちらも1万2000円(税別)で以前レビューしたiPhone5s/5用と同額。金属製のスマホケースとしてもちょっと値が張るが、ブランド代込みと考えると財布のひもが緩んでしまう人も多いのではないだろうか。カラーはiPhone 6用がシルバーとブラック、レッドの3色。Xperia Z3用がシルバーとブラックの2色だ。
当然ながら、どちらとも素材はアルミニウムで、丈夫さはもちろんのこと軽さも大きな特徴。ゼロハリブランドの特徴である強度を出すための“ダブルリブ”もしっかり再現されている。フロントのベゼル(枠)部分が外れて端末を収納するバックスライド方式なのも一緒だ。内部にはスマホ本体にキズが付かないようにウレタン製のクッションが内張されている。
iPhone5s/5用のゼロハリケースには、ディスプレイの保護フィルムやガラスを使っていてもケースにぴったり合うよう、厚さ調節シート(スペーサー)が付属していたが、今回の新製品には付属していない。というのは、iPhone 6もZ3もボディの側面が丸くなっており、このケースを装着してもディスプレイ全体が露出するため。装着時に保護フィルムなどがあるとケースと干渉するので、事前にはがしておく必要がある。iPhone 6用では0.15ミリ以下の保護フィルムなら大丈夫のようだが、それよりも厚い場合はそのままでは装着できない。
スマホが大型化していることで、落下時に受けるダメージも大きくなった。特にiPhone 6は従来からディスプレイサイズが大きくなり、片手操作の際に思わず落としそうになることが増えている。そのためか、従来はケースを使っていなかったが“6”にはケースが必要――と感じるiPhoneユーザーが多いようだ。その点ゼロハリケースであれば、デザインはもちろんiPhoneと同じアルミ素材を生かした手触りも楽しめる。スタイリッシュにiPhoneを保護するなら、ぴったりの製品と言えるだろう。
一方のXperia Z3は背面にガラスが使われており、強度的に大丈夫と分かっていても、そのままだとやっぱり気になるという人もいるだろう。ならばこそ、ゼロハリケースでしっかり保護するのも悪くない。Xperiaシリーズはもともとユーザーが多いうえ、Z3は3キャリアから同じ仕様で発売された。「ほかとは違うZ3にしたい!」という人にも、このゼロハリケースはお勧めだ。
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