活動量計マニアが厳選! おすすめ5機種を徹底レビュー(2/3 ページ)

» 2015年01月27日 11時55分 公開
[すずまりITmedia]
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スポーツ好きのための「Nike+ FuelBand SE」

 2013年11月発売ながらもいまだに人気を集めているのが、スポーツ関連用品でおなじみのナイキが提供する「Nike+ FuelBand SE」(以下、 FuelBand)。測定データをそのまま数字で表示する活動量計が多い中、あらゆる活動を「Fuel」という独自の単位に置き換えて集約するというユニークさが特徴だ。

photophoto 「Nike+ FuelBand SE」(写真=左)。手首に装着した状態(写真=右)

 しっかりとした存在感のあるデザインで、スポーティーなカラーリングが施されている。しなかやなリストバンドが増えてきた今となってはかなりゴツめの部類に入るが、スポーツシーンでの利用なら、そこまで違和感はなさそうだ。

 手首回りのサイズごとにS、M/L、XLの3サイズが用意されており、付属のピンを使えば多少の長さ調整が可能。バンドにUSB端子を内蔵しているので、PCのUSBポートに直接挿して充電することもできる。1回のフル充電で約1週間程度利用できる。完全防水ではないが、シャワー程度なら問題ない生活防水には対応している。

photophoto 長さ調節もできる(写真=左)。USB端子を内蔵(写真=右)
photo 付属のUSBケーブルを使って充電する

 3軸加速センサー、 照度センサー、LEDが内蔵されており、活動的な時間、消費カロリー、歩数を測定できる。バンドについたボタンを押すと、Fuelの値などの測定データのほかに時間も確認でき、時計代わりにもなる。ずっと座りっぱなしでいると、バンドにアニメーションが表示され、立ち上がるよう促す機能も用意されている。

 データはアプリを起動するだけで自動的に同期する。目標を達成した時のアクションの派手さもこの製品の特徴だ。アプリではアニメーションで派手に盛り上げてくれるだけでなく、音楽付きのトロフィーも贈られる。バンドも、ボタンを押すとLEDが赤、オレンジ、黄色、緑と点灯して「GOAL」の文字が表示されるなど非常ににぎやかだ。さすがスポーツ関連商品という印象である。

photophoto ボタンを押すと時間を表示する(写真=左)。目標をクリアすると、ボタンを押した時に派手に知らせてくれる(写真=右)
photophoto アプリのホーム画面(写真=左)。リストバンドだけでなく、アプリの演出も派手だ(写真=右)

 目標を達成するためには、歩く、走る、寝る、スポーツをするなど、何をしてもいい。とにかく1日の活動が目標のFuelに達していればいいのだ。FuelBandは、生活習慣の改善や健康管理目的というより、運動を楽しみたい人、全体の活動量の底上げを狙いたい人のための製品といっていいだろう。

 ちなみに、睡眠サイクルの測定はできないが、「セッション」という機能を使うことで、就寝と起床の記録を残すことはできる。就寝中の体の動きも測定してくれているようだ。あとでタグ付け作業をすることで、その時間内の活動が睡眠であると認識させる必要があるが、とりあえず睡眠時間をざっくり記録したい人は活用してみるといいだろう。

photophoto 「アクティビティ」を開くと、過去のデータの活動量が確認できる(写真=左)。「セッション」機能を使えば、睡眠時間の記録が可能(写真=右)

生活習慣の改善を目指すなら「ムーヴバンド2」

 NTTドコモが2014年1月29日に発売した「ムーヴバンド」の後継機種。重量は約17グラムと軽量で、IPX5相当の防水性能を備える。専用の充電器を使い、連続で約7日間利用できる。加速度センサーにより、歩数、移動距離、消費カロリー、睡眠サイクルの測定が可能。眠りの深さを利用した目覚まし機能も用意されている。

photophoto 「ムーヴバンド2(ブラウン)」(写真=左)。手首に装着した状態(写真=右)

 デバイスそのものは非常にシンプルで、地味な印象を受けるが着け心地は悪くなく、着脱も簡単。長押しすることで活動モードと睡眠モードを切り換えるボタンを側面に1つ備える。同期は自動ではなく、アプリを起動し、活動モード時にボタンを1回短押しする必要がある。

photophoto リストバンドは本体と一体型なので交換はできない(写真=左)。側面に電源ボタンを1つ、背面に充電端子を備える(写真=右)
photophoto 専用の充電器(写真=左)。本体を挟んで充電する(写真=右)

 ムーヴバンド2が直接同期するのは、WM会員IDを取得すればキャリアに関係なく誰でも利用できる「WM(わたしムーヴ)」という無料アプリ。このアプリでは歩数、移動距離、消費カロリー、睡眠サイクルのほか、体重や体脂肪率、食事の管理が可能だ。FuelBandのような独自単位「Move(ムーヴ)」が用意されており、あらかじめ目標を設定することで、達成具合がドーナツ型のグラフに表示される仕組みだ。同期や食事記録の入力といった操作全般も含めてMoveに加算される。グラフの下にはタイムラインがあり、同期した当日のデータの詳細を見ることができる。

photophotophoto 「WM(わたしムーヴ)」アプリ(写真=左)。画面をスクロールすると転送した歩数や睡眠のグラフが現れる(写真=中)。睡眠の状態を表すグラフ(写真=右)

 データのグラフ化も可能で、活動、体重、睡眠、食事の4項目をまとめて見られる。この中で特にチェックしたいのが睡眠と食事だ。一晩の睡眠サイクルはJawboneほど見やすくはないが、過去一定期間の睡眠状況をグラフにすると、自分がどの時間帯にどれくらい寝ているかを把握できる。実は生活習慣を管理するうえで、ここはかなり大事なポイント。時間帯も長さもバラバラでは、睡眠の質を低下させやすいからだ。疲れが取れにくいと悩んでいる方は、自分の眠りの習慣を知るうえで重要なデータといえるだろう。

photophoto 長期的に睡眠の状態を確認できるところがポイント(写真=左)。食事の記録は写真だけでもOK(写真=右)

 食べたものをシンプルに写真で振り返ることができるのも、今のところWM(わたしムーヴ)だけだ。とりあえず写真を撮って保存するだけでもOK。同じものばかり食べているなど、食事の偏りも一目で分かる。お手軽にレコーディングをしたい人におすすめだ。

 ただし、WM(わたしムーヴ)にアドバイス機能はない。得られたデータに対する助言を求めたい場合や、もう1歩踏み込んだ生活習慣の改善を図りたいときは、月額300円(税別)の有料サービス「からだの時計 WM」をおすすめしたい。ドコモユーザーでspモード契約をしていることが条件なので、事実上ドコモ会員向けのサービスなのだが、アドバイス機能が非常に充実したサービスとなっている。

photophotophoto 有料サービス「からだの時計」のメニュー(写真=左)。生活リズムは「WM(わたしムーヴ)」とも連携している(写真=中)。データをもとにさまざまなアドバイスが表示される(写真=右)

 現在ではWM(わたしムーヴ)との連携も強化され、健康管理に役立つコンテンツが充実したほか、24時間365日受付可能な電話相談も用意している。健康診断で本格的な生活習慣の見直しを指摘された人は利用しがいがありそうだ。

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