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» 2015年02月25日 23時59分 UPDATE

225Mbpsだから2月25日に発表:ドコモ、下り最大225Mbpsの「PREMIUM 4G」を3月開始 スマホは15年度早期に対応 (1/2)

ドコモは、LTE-Advancedを利用した次世代通信サービス「PREMIUM 4G」を3月27日に開始すると発表した。通信速度は下り最大225Mbpsで、今後はさらに高速な300Mbpsを目指す。

[平賀洋一,ITmedia]

 NTTドコモは2月25日、次世代通信規格「LTE-Advanced」を使った高速通信サービス「PREMIUM 4G」を3月27日に開始すると発表した。通信速度は国内最速となる下り最大225Mbps/上り最大50Mbpsで、今後は、2015年度中に300Mbpsまで高速化させる。

photo PREMIUM 4Gを発表するドコモ 取締役常務執行役員 ネットワーク部長の大松澤清博氏
photo 「PREMIUM 4G」のロゴ

 LTE-Advancedは現行の「Xi」(LTE)を高度化した規格。複数の周波数帯域を同時に使う「キャリアアグリゲーション」(CA)技術により通信速度を向上させ、加えてトラフィックが集中するエリアで負荷を分散させる小型基地局の「アドオンセル」、複数の基地局を集中制御して電波を効率よく使う「高度化C-RAN」の導入により、安定した通信サービスを実現させた。通信料金は現行のプランを適用する。

 CAで使われる周波数帯域の組み合わせは、1.5GHz帯(下り最大112.5Mbps)と2GHz帯(下り最大112.5Mbps)、または800MHz帯(下り最大75Mbps)と1.7GHz帯(下り最大150Mbps)のどちらか。通信速度が下り最大225Mbpsになることで、現行LTE(下り最大150Mbps)と比較してファイルのダウンロード時間は約60%短縮。さらにアドオンセルと高度化C-RANの効果により、通信が混雑している場合でも実効速度を現行から70%アップでき、より快適な通信が可能になったという。

photo 2つのCAで高速可
photo アドオンセルと高度化C-RANで安定的にネットワークを運用する

 サービス開始時点の対応端末は、モバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-02G」と「Wi-Fi STATION L-01G」(3月発売予定)の2機種。スマートフォンについては2015年度早期に対応機種を発売する予定だ。

photophoto スタート時の対応端末は、「Wi-Fi STATION HW-02G」と「Wi-Fi STATION L-01G」の2機種
photo 全国22都道府県38都市からスタート
photo 都内では山手線の主要駅が最初にエリア化

 提供エリアは全国22都道府県38都市からスタートし、2015年度には全国主要都市に順次拡大する計画。都内では山手線の主要駅(東京・新橋・品川・渋谷・新宿・池袋・大塚・秋葉原・神田)から始まり、7月以降をめどに沿線全域をカバーする。

サービス対応エリア
北海道 札幌市
宮城県 仙台市
茨城県 鉾田市、東茨城郡茨城町
東京都 千代田区、港区、渋谷区、新宿区、豊島区
千葉県 千葉市、浦安市
埼玉県 熊谷市、深谷市、大里郡寄居町、比企郡小川町、比企郡嵐山町、児玉郡神川町
愛知県 名古屋市
静岡県 御殿場市、駿東郡小山町
岐阜県 土岐市
三重県 鈴鹿市、桑名市
石川県 金沢市
富山県 富山市、黒部市、高岡市、魚津市
福井県 福井市
大阪府 大阪市
京都府 京都市
兵庫県 神戸市
岡山県 岡山市
広島県 広島市
香川県 高松市
高知県 高知市
愛媛県 四国中央市
福岡県 福岡市
22都道府県 27市5区6町

 ドコモはサービス開始に先立ち、2014年11月から神奈川県横須賀地区、茨城県鉾田地区、北海道札幌地区で商用環境でのフィールドテストを実施してきた。今後はビジネスパートーナーとのフィールドトライアルや、PREMIUM 4Gを用いた法人向けソリューションの体験会などを開催する。その一環として、東京・丸の内のドコモラウンジ、名古屋・栄のスマートフォンラウンジ、大阪・梅田のドコモショップ グランフロント大阪には、より高速な下り最大262.5Mbpsの通信サービスを体験できるスポットが設置された。

photo 東名阪のドコモ直営店で262.5Mbpsの通信サービスをデモ
photo 262.5Mbpsは800MHz帯(下り最大112.5Mbps)と1.7GHz(下り最大150Mbps)を組み合わせて実現した
photophoto PREMIUM 4Gで、4K映像のストリーミング配信をデモ(写真=左)。法人向けソリューションで利用できるテレビ東京の番組配信サービス(写真=右)

 これは800MHz帯(下り最大112.5Mbps)と1.7GHz(下り最大150Mbps)を組み合わせたもので、4K映像のストリーミング配信などのデモを行う。なおデモ環境はCA対応の屋内基地局(IMCS)と、接続基地局を固定した専用端末(仕様は商用機と同じものとのこと)によって構築しており、自前の対応端末を持ち込んでも下り262.5Mbpsで通信できるわけではないという。

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