大切なiPhoneの画面を傷から守ってくれる液晶保護フィルム。本体と一緒に購入し、すぐに貼り付けるという方も多いのではないでしょうか。
液晶保護フィルムは、使用素材によって大きく「PET」と「強化ガラス」の2種類に分けることができます。PETはポリエステルの一種で、ペットボトルなどに使われている素材です。こちらは低価格な製品が多い反面、フィルム自体が軟らかく傷つきやすいため、定期的に貼り替えるのがベスト。
一方の強化ガラスは強固で傷や耐衝撃性に優れていますが、PET素材と比べて厚みがあるので、製品によってはタッチ精度が落ちる可能性も出てきます。特に昔の強化ガラスフィルムは技術的な面で薄く仕上げるのが難しかったため、薄いPETフィルムに変えたという方もいるようです。
薄くてタッチ操作のフィーリングが変わらないiPhoneフィルムが欲しい――そんな人にお勧めの1つが、UNiCASEのオリジナルガラスフィルム「Dragontrail 0.2mm for iPhone6s/6」です。Dragontrailとは、旭硝子が開発した特殊強化ガラスで、一般的な強化ガラス(ソーダガラス)と比べて約6倍もの表面硬度を実現。厚さ0.2ミリの極薄設計で繊細なタッチ感はそのままに、9Hという抜群の表面硬度を誇っています。
ちなみに表面硬度の9Hとは、9Hの鉛筆で引っかいても傷がつかないという意味。鉛筆だとピンとこない方には、カッターでも傷をつけることが難しいほどの硬度、といった方が分かりやすいでしょうか。一般的なPETフィルムの硬度は3H〜4H程度ですから、その違いは歴然です。
それでは実際に、Dragontrail 0.2mm for iPhone6s/6の貼り付け方法と使用感をチェックしていきましょう。
まずパッケージを開封すると、メインとなる強化ガラスフィルムのほか、貼り付けをサポートする超極細繊維クリーナーとダストリムーバーが同梱されています。手順としては、「超極細繊維クリーナーで画面に付着した汚れを除去」→「ダストリムーバーでホコリを除去」→「位置を合わせて貼り付け」という流れです。
フィルムを貼る上でのポイントは、いかにホコリの付着をなくせるかということ。例えば、ホコリが少ないバスルームで作業する、静電気が発生しやすい衣服を着用しないなど、ちょっとした工夫で作業が楽になります。
もし気泡が入ってしまっても慌てずに、フィルムの内側から外側に向けて気泡を押し出しましょう。もし気泡が抜けないようなら、粘着面に触れないようガラスフィルムを気泡部分まで持ち上げ、再度貼り直してみてください。その際、強く引っ張りすぎると割れる原因にもなるのでご注意を。
液晶画面のサイズと比べて強化ガラスフィルムがひと回り小さくなっていますが、これはiPhone 6/6sの液晶画面はエッジ付近がラウンドフォルムになっているため。iPhoneのエッジ部分の手触りを変えず、平面部分を全て覆っています。
実際に貼り付けてみたところ、超極細繊維クリーナーとダストリムーバーが付属しているおかげもあり、作業はスムーズに行えます。
装着してみての感想は、PETフィルムと比べると若干厚みを感じますが、強化ガラスフィルムとしてはかなりの薄さ。スムーズなタッチ操作に加えて、フィルム自体のラウンドエッジ加工により段差部分も違和感なく滑らかな手触り。肝心のタッチ操作についても、0.2ミリの極薄設計により反応が鈍くなるようなことはまったくありませんでした。
“薄くて丈夫で割れにくい”を実現した強化ガラスフィルムのDragontrail 0.2mm for iPhone6s/6。スマートフォンアクセサリー専門店「UNiCASE」のオンラインストアおよび各リアルストアにおいて、税込3000円で販売しています。店頭で購入するとフィルム貼りサービスも利用。またiPhone 6 Plus/6s Plus用(税込3200円)もラインアップしています。
「柔らかい液晶保護フィルムはすぐ傷だらけになっちゃって……」「今まで使っていた強化ガラスフィルムは厚くてタッチ感があまり良くない」といった方はぜひチェックしてみてください。
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