あゆ漁師への気遣いからでしょうか。また、この回では唐突に釣りバカ日誌のキャラクターが登場しました。一体なぜ? 原作でもそうなんですか?
アニメらしく、作画崩壊回(アニメ29話『にんにくパワー』)や、水着回(アニメ32話『技巧の極地』)もありました。水着といっても、山岡の水着ですが……。
背景が丁寧なので、ちょっと昔の日本の風景が見られるのも魅力的です。営団地下鉄のロゴを見つけたときは、懐かしくなりました。会社にPCが無い、デスクで煙草を吸うというのも時代を感じさせます。
そういえば、栗田さんはどうやら山岡に恋しているみたいですね。Amazonプライムビデオで配信分のアニメでは、今のところ恋愛描写はゼロです。
でも、オープニングとエンディングの曲でその切ない恋心を示しています。特に「DangDang気になる」という曲がムーディーで、切なくて、泣けてくるのです。
栗田さん、山岡みたいなグルメクレイジーと付き合わないでくれ!! という気持ちも大きいのですが……。この後2人の関係はどうなっていくのでしょう。まさか結婚したりしないですよね。山岡は絶対に結婚相手にしてはいけないタイプなので、それだけは避けてほしい……!
Amazonプライムビデオは、PCやスマホはもちろん、ChromecastやFire TV stickを使えばテレビからも再生できるので、いつも夕飯を食べながら美味しんぼを見ていました。
本当に「マジか……」の連続なので、家族とあれこれツッコミを入れたり、「いけ〜!山岡〜!」なんて声をかけたりしながら見るのが楽しいのです。そこではっとしました。応援上映って、こういうこと……!? 美味しんぼにハマったことで、憧れの世界への扉が開いた気がしました。
さらに、初めて見た美味しんぼからは、とても大切なことを学びました。新聞社はほぼ働かなくてもいいということです。社内での山岡は、いびきをかきながら寝ているか、競馬をしているかのどちらかです。
でも、クビにはなりません。たまに仕事をしたかと思えば、「鋼鉄の馬にしがみついた弱虫たち」という見出しでバイク乗りを批判する記事を書いたり、取材先の社長を怒らせ、広告を差し止められて大損害を出したりします。でも、クビにはなりません。転職するなら新聞社一択です。勉強になりますね。
原作の現在の様子は、ちょっと大変らしいといううわさを聞きましたが、一体どうなっているのでしょうか。
今も、アニメの美味しんぼを繰り返し見ながら、原作を読むべきか悩んでいます。アニメだけ見ているのが幸せなんでしょうか。ああ、でも、士郎と雄山は、そして士郎と栗田さんの関係は、この後一体どうなるんだ……!
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