Samsung Electronicsは3月27日、バッテリーの発火を受けて回収した「Galaxy Note7」の、今後の取り扱いについて発表した。
いくつかのGalaxy Note7は、整備済製品またはレンタル品として販売する。各国の規制当局や通信キャリアと相談のうえ、需要のある国や地域で販売する。
整備済製品は、未使用の初期不良品を修理・調整して再出荷したもの。Note7はバッテリーに不具合があったため、新たなバッテリーを採用したうえで販売するものと思われる。
半導体やカメラモジュールなどの部品は、テスト端末の開発に使うほか、銅、ニッケル、金、銀などの金属も抽出してリサイクルする。
2016年8月に発売されたGalaxy Note7は、バッテリーが発火・爆発する事故が相次ぎ、10月に販売停止となった。日本でもドコモとKDDIが冬モデルとして発売する予定だったが、発売は見送られた。Samsungは調査の結果、発火の原因はバッテリーそのものにあったことを1月に発表した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.