Samsung、回収した「Galaxy Note7」を整備済製品として発売へ

» 2017年03月28日 11時30分 公開
[田中聡ITmedia]

 Samsung Electronicsは3月27日、バッテリーの発火を受けて回収した「Galaxy Note7」の、今後の取り扱いについて発表した。

Galaxy Note7 回収された「Galaxy Note7」

 いくつかのGalaxy Note7は、整備済製品またはレンタル品として販売する。各国の規制当局や通信キャリアと相談のうえ、需要のある国や地域で販売する。

 整備済製品は、未使用の初期不良品を修理・調整して再出荷したもの。Note7はバッテリーに不具合があったため、新たなバッテリーを採用したうえで販売するものと思われる。

 半導体やカメラモジュールなどの部品は、テスト端末の開発に使うほか、銅、ニッケル、金、銀などの金属も抽出してリサイクルする。

Galaxy Note7 Samsungの告知

 2016年8月に発売されたGalaxy Note7は、バッテリーが発火・爆発する事故が相次ぎ、10月に販売停止となった。日本でもドコモとKDDIが冬モデルとして発売する予定だったが、発売は見送られた。Samsungは調査の結果、発火の原因はバッテリーそのものにあったことを1月に発表した。

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