どれくらい小さい? カードサイズのSIMフリーケータイ「NichePhone-S」を試す(前編)

» 2017年11月23日 06時30分 公開
[井上翔ITmedia]

 7月14日からクラウドファンディングで販売が始まったフューチャーモデルのSIMロックフリー携帯電話「NichePhone-S」。11月10日からは、全国の家電量販店やWeb通販サイトでも販売が始まりました。

 NichePhone-Sの大きな特徴は、「通話機能」「SMS(ショートメッセージ)」「Wi-Fiテザリング」の3機能を、カードサイズのコンパクトボディーに収めたことにあります。これから2回に分けて、このケータイをレビューしてみようと思います。

 今回は、最大の特徴たる「サイズ感」から見ていきます。

NichePhone-S(ホワイト) NichePhone-S(ホワイト)のパッケージ。スマートフォンのケース売り場にあってもおかしくない

フットプリントはカードと“ほぼ同じ”

 NichePhone-Sのサイズは50(幅)×90(高さ)×6.5(奥行き)mm。数値的なフットプリント(占有面積)は、クレジットカードやキャッシュカード並みです。

 53.9(縦)×85.6(横)mmのカードの上に載せてみると、カードよりも幅はわずかに小さく、高さはわずかに高い感じとなります。かなり小さいです。

カードと並べる NichePhone-Sと筆者のクレジットカード兼キャッシュカード兼Suicaと並べる。フットプリントはほぼ同じだ
カードと重ねる 先ほどのカードと重ねる。カードよりも幅はわずかに小さく、高さはわずかに高い

大画面スマホと並べると際立つ“小ささ”

 この小ささは、最新のスマートフォン、とりわけ大画面をウリとする機種と並べてみると際立ちます。

 ということで5.8型有機ELディスプレイを持つ「iPhone X」と、6.3型有機ELディスプレイを持つ「Galaxy Note8 SC-01K」と並べてみます。両機種ともに、少なくした狭額縁設計のボディーを持ち、画面サイズの割に「コンパクト」です。

大画面スマホと並べる 左からNichePhone-S、iPhone X(ケース入り)、Galaxy Note8(ケース入り)

 こうして見ると、NichePhone-Sのコンパクトさが際立ちます。本当に小さいです。

いろいろなモノと並べてみる

 ものはついでに、NichePhone-Sといろいろなモノを並べてみましょう。まずは1円玉。当然1円玉の方が小さいのですが、NichePhone-Sと並べると1円玉も意外と大きいのではないかという錯覚にとらわれます。

1円玉と並べる 1円玉と並べる

 次に、NichePhone-Sの中に入るNano SIMと並べてみました。Nano SIMに対しては普段、「こんなに小っちゃいとなくしやすいよなぁ……」と思っているのですが、こうして見ると

NanoSIMと並べる NichePhone-Sが対応するNano SIMと並べる

 弊社(アイティメディア)の名刺とも並べてみました。弊社の名刺はいわゆるカードサイズ。先ほどのカードを並べるのとあまり変わりありませんね。

名刺と並べる 弊社の名刺と並べる

 とにかく、そのコンパクトさが際立つNichePhone-Sですが、使い勝手はどうなのでしょうか。後編では、実際に使った上での所感をまとめる予定です。お楽しみに!

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