「iPhone X」は、前面のふちギリギリまで画面で覆われているが、インカメラと各種センサーの周囲には切り欠きがあり、完全な4辺狭額縁ではない(ちなみに「切り欠き」は「ノッチ」ともいわれ、英語で「刻み目」「くぼみ」を意味する)。
そのため、切り欠きの部分だけ画像が欠けて表示されてしまい、あまり美しくないと感じている人もいるのではないだろうか。全てのアプリ画面を切り欠きなしにすることは不可能だが、壁紙を加工することで、ロック画面やホーム画面の切り欠きを隠すことができる。それを可能にする2つのアプリを紹介しよう。
「Notch Remover」は120円の有料アプリだが、簡単な操作で壁紙の切り欠きを隠せる。アプリを起動して「Select Image」から、壁紙に設定したい画像を選ぶ(横向きの写真は選べない)。すると上部に黒いバーが敷かれた画像に加工されるので、保存する。その後「設定」から壁紙に設定すると、あたかも切り欠きがないように見える。
無料アプリなら「Notcho」がある。「Import」から変換したい壁紙を選び、「Save」で端末に保存後、壁紙に設定すればよい。他に、切り欠き部分が隠れるオリジナルの壁紙のダウンロードも可能。ただし加工した写真もオリジナルの壁紙も、「made by Notcho」のウオーターマークが画面下に表示されてしまう。これを外すには240円を支払う必要があるが、同じ有料ならNotch Removerの方が安上がりだ。
iPhone Xにプリセットされているオリジナルの壁紙も切り欠きを隠したい! という人は、Alex HubermanさんがTwitterで切り欠きを隠す壁紙を公開しているので要チェック。Alexさんに感謝しつつ入手するといいだろう。
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