「iPhone X」の“切り欠き”を隠す壁紙を作ってみた

» 2017年11月29日 17時16分 公開
[田中聡ITmedia]

 「iPhone X」は、前面のふちギリギリまで画面で覆われているが、インカメラと各種センサーの周囲には切り欠きがあり、完全な4辺狭額縁ではない(ちなみに「切り欠き」は「ノッチ」ともいわれ、英語で「刻み目」「くぼみ」を意味する)。

iPhone Xノッチ iPhone X上部の切り欠き。コンテンツが凹状に表示されてしまう

 そのため、切り欠きの部分だけ画像が欠けて表示されてしまい、あまり美しくないと感じている人もいるのではないだろうか。全てのアプリ画面を切り欠きなしにすることは不可能だが、壁紙を加工することで、ロック画面やホーム画面の切り欠きを隠すことができる。それを可能にする2つのアプリを紹介しよう。

 「Notch Remover」は120円の有料アプリだが、簡単な操作で壁紙の切り欠きを隠せる。アプリを起動して「Select Image」から、壁紙に設定したい画像を選ぶ(横向きの写真は選べない)。すると上部に黒いバーが敷かれた画像に加工されるので、保存する。その後「設定」から壁紙に設定すると、あたかも切り欠きがないように見える。

iPhone XノッチiPhone Xノッチ 「Select Image」から写真を選んで「Save」を押すと、上部に黒いバーの入った写真が保存される
iPhone Xノッチ
iPhone Xノッチ ロック画面とホーム画面に設定。確かに切り欠きがないように見える
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 無料アプリなら「Notcho」がある。「Import」から変換したい壁紙を選び、「Save」で端末に保存後、壁紙に設定すればよい。他に、切り欠き部分が隠れるオリジナルの壁紙のダウンロードも可能。ただし加工した写真もオリジナルの壁紙も、「made by Notcho」のウオーターマークが画面下に表示されてしまう。これを外すには240円を支払う必要があるが、同じ有料ならNotch Removerの方が安上がりだ。

iPhone XノッチiPhone Xノッチ 「Import」から写真を選ぶ。そのままだと縦に変倍された状態になるので、「Adjust」から「Fill」を選ぶと、iPhone Xの画面サイズに合わせてトリミングされる
iPhone Xノッチ
iPhone Xノッチ ロック画面とホーム画面に設定。無料版だと右下に「made by Notcho」のウオーターマークが出る
iPhone XノッチiPhone Xノッチ プリセットされているオリジナルの壁紙
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 iPhone Xにプリセットされているオリジナルの壁紙も切り欠きを隠したい! という人は、Alex HubermanさんがTwitterで切り欠きを隠す壁紙を公開しているので要チェック。Alexさんに感謝しつつ入手するといいだろう。

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